「設計の理論」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
→‎ITの場合、ビルド手順の記録が必要: DXライブラリなどの話題を除去。
9 行
 
Visual Studio などのソフトウェア開発環境ツールは大抵、ビルド機能もあるので、最低限、作者が実際に使用した開発ツールを書いておく必要があります。ビルドに必要としたソフトウェア(ビルド実行ソフトや、必要なライブラリ)、ビルドのためのコマンドや操作手順なども、ひとつひとつ詳細に書くべきです。
 
たとえば、[[w:DXライブラリ]]を使って開発したソフトウェアのソースコードなら、DXライブラリの無い環境のパソコンではビルド不可能です。なので、「ビルド必要ツール:DXライブラリ」と、分かるように記録を残しておく必要があります。
 
DXライブラリの具体的なインストール方法についてはDXライブラリ公式サイトを見ていただくとして、しかし仕様書のビルド手順に「必要ソフト: DXライブラリ」などの情報がなければ、どのサイトを見に行くべきかすら、第三者には不明です。
 
また、無料ソフトなどとして公開されている追加のプラグインや追加の外部スクリプトを組み込ませてソフト制作している場合には、それらのプラグインやスクリプトなども漏らさずに手順に記載しないと、それらが無い状態でビルドしてもビルドが失敗しますので、ビルド手順としてプラグインや外部スクリプトなども正しく記載してください。
 
実際に自分がそれらビルド手順のとおりにソフトウェアだけをインストールと設定を試してみて、もしその手順の指定に従えば(従うのが知識的に簡単かどうかはともかく)、とりあえずビルドできて、実行ファイルを生成できる程度には、書く必要があります。
 
ソースコード公開サイトなどのプログラムを見ると、説明書を見てもどこにもビルド方法や実行環境が書かれておらず、ビルドできずに使いようのないコードが時々あります。ビルド不可能ではあまり有意義なソースとは言えないでしょう。
 
 
== 必要な書類 ==