「高校生活ガイド/通信制」の版間の差分

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== 通信制高校での学習 ==
=== 学習の流れ ===
大体の通信制高校は前期・後期制と単位制をとっています。
 
まず、前期開始前にその年度にとる科目を決めます。
 
決定すると、選択した科目のレポートを配布されます。この'''レポートを期日以内に提出していくことが単位取得のための条件の一つ'''となっています。
 
そして、'''科目ごとに決められた時間数だけスクーリングに参加しなければなりません'''。スクーリングでは小中学校や全日制・定時制のような一斉授業はありません。例えば「国語総合」の授業ならば「国語総合」のレポートをしたり、返されたレポートについての質問をしたりすることが大半です。あるいは、「国語総合」の教科書や学習書を黙読します。学校によっては補助テキストや問題集を購入させることもあり、スクーリングの間にこれを解いてもかまいません。とにかく、スクーリング中はその科目の自習をするものだと思ってくれてもかまいません。
 
スクーリングに所定の回数参加し、レポートも期限内に全て提出したら期末試験を受けられます。これに合格すれば、単位を認定されます。なお、不合格になっても救済措置が多いため、試験が受けられる状態ならば何とかなることが多いのが実情です。また、災害などで試験が中止になる場合もあり、その場合は試験無しで合格ということもあります(ただし、追加レポートの提出を求められることも)。
 
=== 学習内容 ===
全体的に全日制で学ぶことに比べれば、とても易しい内容です。基本的に教科書とそれに付随する学習書を見ればレポートは書けるようになっています。