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=== 明治維新と文明開化 ===
: 幕府が倒れた後、薩摩藩の'''西郷隆盛'''、'''大久保利通'''、長州藩の'''木戸孝允'''らの働きによって'''明治天皇'''を中心とした新政府がつくられました('''王政復古''')。明治天皇の名による'''五箇条の御誓文'''が発布され新政府の方針がしめされ、様々な改革に取り組みます。元号が「'''明治'''」に改められたことをうけて、この改革を「'''{{ruby|明治維新|めいじいしん}}'''」といいます。新政府は幕府だけでなく、藩も廃止し、政府が全国を直接治める形に変えました('''廃藩置県''')。また、'''四民平等'''をうたって、武士の特権を否定しました。新政府は、法律・裁判・軍隊・警察・経済・金融・税制・機械工業・鉄道・郵便・電信・学校・暦など数多い分野で、欧米を模範にした改革を行いました。
: これらの改革によって、たとえば、布地が安く手に入るようになったり、蒸気機関車で短時間で遠くまで移動できるようになるなど人々の生活は大きく便利に変わりました('''文明開化''')。また、身分制をなくしたので、生まれた家に関わらず、個人の努力によって政治をはじめとする社会のあらゆる分野にかかわることができるようになりました。このような社会にあった「自由」や「平等」など「権利」「人権」といった欧米の考え方が'''福沢諭吉'''などにより紹介されました。
 
== [[小学校社会/6学年/歴史編/国際社会に進み出す日本-明治末期から大正時代|国際社会に進み出す日本-明治末期から大正時代]] ==
<!--1889年前後から「国際的地位が向上」(1920年国際連盟成立 常任理事国入り)まで--><!--(コ) 大日本帝国憲法の発布,日清・日露の戦争,条約改正,科学の発展などを手掛かりに,我が国の国力が充実し国際的地位が向上したことを理解すること。-->