「学習方法/高校生物」の版間の差分

:※注意　編集者の主観的な勉強法も、本ページには書かれているだろうと思われるので、このページは、せいぜい参考程度にして、このページをあまり信用しすぎないようにして下さ頂きたい。

また、各教科・各科目の個別の勉強法については、市販の参考書を何冊か見れば、ふつうは、その参考書の前書きのページあたりに、その参考書をつかった勉強法的なことが書かれているのでだろうから、そういうのを参考にしたほうが安全でしょだろう。

* 生物の学習方法は、大学の医歯薬学部を目指すかどうかで、必要な学習法が大きく変わりまする。

たとえ、アナタ自身が医療職を目指さなくても、高校生の中には医療職を目指す人もいるのだから、高校生物では、これらの進路にも対応した教育が、なされることになりまする。

大学入学共通テストセンター試験に出題されそうな話題は、あくまで参考書の範囲くらいまでです。つまり、たとえば数研チャート式や文英堂シグマベストなどの高校生物の参考書までです。

この節では、特に断らないかぎり、理学部・工学部・理工学部への進学を対象に述べまする。これらに対応する生物科目の学習法をしていれば、文系学生のセンター試験での生物科目の対策にも対応できるからですある。

まず、用語の暗記も必要ですある。もちろん、用語の意味の理解なども必要ですだが、最終的には用語を暗記をする必要もありまする。この暗記の理由は、医学部などを想定すれば分かるでしょだろう。医療の世界では、とっさの判断が必要な場合もあるでしょだろうし、治療法などを覚える必要がありまする。生物科目は、それらの進路志望者にも対応する必要があるのですだ。ですだから、生物の学習では用語を暗記する必要がありまする。(ただし、誤解のな無いように言いますうが、医学部入試でも計算問題や理解の深さを問う問題も出てくるので、暗記だけでは解けませんない。)

* 計算問題も出てくる。
高校生物では、計算も必要ですある。よって、入試にも計算問題が出てきましたくる。これらは問題演習により、確実に解けるように対策しなければなりませんらない。

同様に、問題演習も、多く必要ですある。これも医療職などを想像すると必要性が分かるでしょだろう。医療職では治療法などを「覚えまする」必要があるのですだ。ですだから問題演習により、問題を確実に解く能力が必要ですある。また、医療職では国家試験がありまする。高校レベルの問題がスラスラと解けませんないと、国家試験の合格が難しくなりますい。

* 「ゾウリムシ」とか生物名とか「シロツメグサ」とか、小学・中学で学んだ生物名は、大学入試では出題されない。
小学校の理科では昆虫の名前を覚えたり、植物の名前を学んだりしたでしょだろう。小学高学年では中学では微生物のゾウリムシとかアオミドロとか学んだかもしれませんない。中学入試や高校入試に出る場合があるからなのですだ。だが大学入試では初等的な生物名は、ほとんど出題されないのですだ。

ひょっとしたら学校の高１の定期試験ぐらいには出るかもしれませんないが、入試には生物名は、まず出ませんない。

:実用性が少ないです。生物名が知りたければ、必要な場合に図鑑を調べればすむこと。

:初等的ですある。小学生でも容易に学習できることを高校生に学ばせる必要はありませんない。また、初等的なため、大学入学後の学習に役立ちにくづらいこと。

:博物学的な知識は時間がかかり、他の分野の学習に負担である。

大学の生物学科や医療系の学科や農学部では、進学後の授業で、かならず化学が必要になりまする。なので'''高校の化学IIを学びたくない人は、大学の生物系の学科への志望は、やめましたほうが良い。'''

しというかも、生物系学科・医師薬学・農学に限らず、ほとんどの理系学科で、高校化学(化学II)および高校物理(物理II)および高校数学ⅢIII・Ｃ の知識は必要でしょあろう。大学の専門課程の生物系科目の教科書で、高校物理IIや高校化学IIで扱っている知識も、必要になりまする。

こなのためで、'''生物II、高校3年化学II、数学IIIＣ、物理IIの履修で科目を学習したくない人は、大学の生物学科への志望者の場合は、生物と化学と数学Ⅲは履修して、数学Ⅲと化学を受験勉強するのやめたほうが、定石です良い。'''

たとえ医療系志望でなくても、理工学部の生物学科用の大学生物学の教科書ですら、高校生物の何倍もの量の多くの用語が出て来まする。

また、大学教科書での、細胞などの仕組みの現象の説明も、高校生物よりも、かなり記述が細かくなりまする。

なのでそれら大学生物と比べたら、もし高校生物のは、大学受験参考書レベルの重要語句ですらも暗記でき、かないより単純であり、高校生でも覚えられそうなら、大学の生物系学科を志望まかな原理しか、説明していないほうがいいです。

教科書や参考書にある、生物の体内で起こっている化学反応や物質名などは、最終的には覚えなければなりませんらない。名前を理解しようと思っても、無理ですある。生物でも用語や物質名や化学反応などを覚えないといけないです。

医学部向けの入試生物の参考書が市販されていまする。ですだが、初めて高校生物の参考書を買う場合は、まずはチャート式生物とか文英堂『理解しやすい』シリーズ生物とかの、一般の理系大学受験の対策の参考書を買いましったほうが良い。医学部対策の参考書は、高校生物の参考書を初めて買う者には、適していないです。

医学部向けの入試生物の参考書が市販されていまする。医学部の入試問題では、生物科目でも医学と関わりのある内容の問題が出されまする。そういう問題のとき方を解説していまする、また、大学レベルの生物学の内容も、書いてありまする。たとえ生物学科志望の場合でも、大学レベルの生物学の内容を、最終的には進学後に勉強することになるから、受験生のうちに医学部向け参考書を読んでおくのも良いかもしれないです。

高校で資料集を買わされる場合もあるでしょだろう。ですだが、むしろ、学校では買わされないでしょだろう参考書のほうが入試生物での重要性が高い。学校で資料集を買わされることの多い理由は、むしろ授業時の副教材としての目的でありましょろう、教科書には収まりきらない写真や図版などを授業中に教員が生徒に紹介するためでしょだろう。

また、資料集は予備知識として検定教科書レベルの知識を前提にしまして、教科書の補足的な説明をしていまする。それも、生物IIレベルの範囲の補足説明も、資料集には書かれていまする。教員が授業中に高校1年生に資料集の内容を紹介する場合には、生物IIの知識がありません無くても生徒は分かるだろが、しかし独学では、そうはいかないです。なので、まずだ、生物IIの教科書や参考書を読んでない読者には、資料集は向いてないません。

資料集を読み込むよりも、むしろ問題集で問題演習を多く練習するほうが、高校生には望ましい。多くの高校生にとって、問題集すら現役高校生の時期には終わりきらないでしょだろう。よりましって、資料集の読み込みまでは、もう時間が足らないのが、高校生の現状でしょあろう。

また、大学入学後でも、それら資料集に紹介されるような用語の重要性は、当面は、あまり重要度が高くないです。大学入学当初の生物学では、むしろ物理学や化学を用いまして生物学を勉強する知識が、要求されるでしょだろう。高校生物では、あまり物理や化学と、生物を関連づけて習ってないからですある。

また、大学でも単語だけを覚えても、大学入学後の生物学テストでは点は取れず、生物学の理論も覚えないと得点が取れない。その大学生物の理論も、高校の段階では、まだ習わないし、資料集でも、あまり大学生物の細かい理論は紹介されない。

ただし、医学部や薬学部などですだと、国家試験のため、それらの職種に関係のある用語を丸暗記して覚えなければならないでしょだろう。しかも暗記量が多いのです。だが、それらの暗記は、大学入学後に専門科目で行ったほうが効率的でしょだろう。たとえば極端な例をあげれば、医学部の学生には、あまり植物学の細かな知識は要求されないのですだ。（でも、検定教科書レベルの植物学の知識は、医学部などでも必要でしょだろう。たとえば薬品の勉強では、植物の知識も必要でしょだろう。あくまで、資料集にしか書いてない話題は、進学後の学科によりましっては、残念ながら重要度が低い、という意味ですある。）

農学部なら、植物学の細かな用語は必要かもしれない。だが、その農学部ですら、大学入学後の生物学の細かい理論とか、あるいは物理学や化学を用いて生物学を勉強する知識が要求されるだろう。

高校生には、まですだ、資料集の発展的な内容について、大学進学後の生物学と、どう関わってくるか、それとも、あまり関わらないのかが分かりませんらない。たとえ多くの教材出版社の（高校生用の）資料集でよく説明される事項であっても、あまり大学進学後に重視されてない知識も多数ありますい。高校入試を思い出してみましょよう。中学の教科書や参考書・史料集に、発展的な項目として書かれていたことであっても、高校入学後の授業では、あまり要求されない知識もあったはずですだ。大学入学後も同様ですある。

もし資料集を活用したいなら、まず、資料集の優先順位が低いことを知ることですある。読む優先順位は、

:（優先度の高い側）　　参考書・教科書　＞　問題集　＞　資料集　　　（優先度の低い側）　

でしょあろう。

教科書で分からない事があったら、まず参考書を読みますむ。問題集で分からないことがあったら、まず参考書を読みますむ。参考書は複数の出版社を読みますむ。

けっして資料集を「熟読しよう」などとは思うべきではない。資料集は一度か二度、目を通して通読すれば充分である。

教員にとっては、資料集は、授業準備用の学習書としては良いかもしれないです。たとえば高校教員が授業中に話すかもしれない発展的な内容のいくつかも、きっと資料集に書かれている内容でしょあろう。ですだが、そんな教員側の事情なんて、現役高校生にも大学受験浪人生にも、直接は関係ないことですだ。

高校の検定教科書には、発展的な内容も書いてありまして、参考書に書いてない高度な内容を扱っている場合もありまする。特に生物IIに相当する新課程「生物」になると、かなり発展的な内容も書いてありまする。

もしまた、1冊実際に500ページ〜1000ページもあるような、とても分厚い、大学生物の専門書本を買えば（たとえば洋書など読んで辞書みたいにると分厚い本かるのだが、「何が重要事項であり、ます）た、それら解剖学やら動物学何が補足事項など関連分野のか」も書、分かりづらいてのであるかもしれませんが、。しかし高校生のは、重要事項を優先的に学習にはする必要があるのだ。だから、分厚すぎる専門書は、高校生にとって適さないは逆効果ですある。