「小学校社会/6学年/歴史編/天皇中心の国づくり-飛鳥時代から奈良時代」の版間の差分

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=== 平城京遷都 ===
[[File:Heijokyo.jpg|right|350px|平城京のイメージ図]]
:律令制も完成し世の中が落ち着いてきました。一方で、律令が完成したことで多くの役所が、王宮には必要となり、これまでの{{ruby|都|みやこ}}では、手ぜまになってきました。また、唐や新羅とも国交が回復し、その国の使者などが{{ruby|都|みやこ}}におとずれるようになり、威信を保つため、立派な街並みや建物などを備えることが求められました。そこで、710年、文武元明天皇は、現在の{{ruby|奈良|なら}}市に、「'''{{ruby|平城京|へいじょうきょう}}'''」 を建設し{{ruby|遷都|せんと}}<ref>都を移すこと。</ref>。平城京は、それまでの都に比べ巨大で、唐の都である{{ruby|長安|ちょうあん}}にならって{{ruby|碁盤|ごばん}}の目のように、区画が整理されています。この都が平城京にあった時代を '''{{ruby|奈良|なら}}時代''' といいます。
:奈良時代の初期は、律令制が確立していく時期で、いろいろな唐の文化や制度を学んで取り入れていきました。
[[Image:yakushiji_toutou_1.jpg|thumb|left|180px|薬師寺東塔]]