「竹取物語 かぐや姫のおひたち」の版間の差分

野や山に分け入って竹をとっては、様々なことに使っていた。

名前をさぬきのみやつこまろと言った。

その竹の中に、根元が光っているものが一本あった。

不思議がって近づいてみ見ると、竹の筒の中が光っていた。

それを見ると、三寸ほどの人がたいそうかわいら美しく座っていた。

翁が言うことには、<br/>

と、手に入れて家に持って帰っ来た。

美しいことは限りがなはだしい。

#: 過去の助動詞。助動詞「[[wikt:き|き]]」との違いの一つは、「き」が直接経験した記憶にある過去の意味をあらわすのに対し、「けり」は人から伝え聞いたことの回想をあらわすことである。

竹取の翁はこの子を見つけて以後に、竹を取ると、節を隔てて空洞（よ）ごとに黄金が入っている竹を見つけることが何度もあ重なった。

#: 長い時間がの経過するが長い、の意。

#: 竹が柔らかほそくしなる様子を形容する語やかな竹。しなやかな女性に対しても用いる。

#: 現代語とは意味が違い、歌舞や管弦をして楽しむ、の意。