「高等学校数学A/図形の性質」の版間の差分

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48 行
== 三角形の性質 ==
=== 三角形の重心 ===
三角形の頂点から相対する辺の中点に対して下ろした線分のことを '''中線''' (ちゅといせん)。三角形の3つの中線の交わる点を'''重心'''という。
 
{| style="border:2px solid yellow;width:80%" cellspacing=0
62 行
 
'''証明'''
 
チェバの定理の逆より、三角形の3本の中点は一点で交わる。
[[File:Gravity center triangle ABC.svg|thumb|]]
68 ⟶ 69行目:
 
<math>\frac{\mathrm{AE}}{\mathrm{EC}} \cdot \frac{\mathrm{CB}}{\mathrm{BD}} \cdot \frac{\mathrm{DG}}{\mathrm{GA}} = 1</math> したがって、 <math>\frac{\mathrm{DG}}{\mathrm{GA}} = \frac{1}{2}</math> である。これより、重心は中線を2:1に内分することが分かる。
 
 
 
111 行
 
内分の比率が同じなので、点Hと点Gは一致する。--->{{-}}
[[File:Gravity center triangle ABC.svg|thumb|]]
三角形の3つの中線の交点のことを、その三角形の '''重心''' (じゅうしん)という。
 
右図では、点Gが△ABCの重心である。
 
 
つまり、下図のように、三角形のそれぞれの中線を2:1に分割する点が重心である。
 
[[File:Gravity center triangle.svg|thumb|left|三角形の重心]]
{{-}}
 
143 ⟶ 140行目:
 
=== 三角形の外心 ===
[[File:Perpendicular Bisector.svg|thumb|]]
 
:
 
{| style="border:2px solid yellow;width:80%" cellspacing=0
|style="background:yellow"|'''三角形の外心'''
166 ⟶ 159行目:
が成り立つ。
 
よって点Oは辺BCの垂直二等分線上にある。  (証明 おわり)
 
 
207 ⟶ 200行目:
である。
 
したがって、点Iは角Cの二等分線上にある。(証明 おわり)
 
 
278 ⟶ 271行目:
である。
 
よって、直線APは∠Aの二等分線である。 (証明 おわり)