「学習方法/高校卒業後の社会科公民の勉強ガイド」の版間の差分

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経済学は、まず第一に現実世界の経済を統計などと照合して研究して法則性を解明するのが目的です。このため、偉い学者の書いた教科書でも、実態に合わない点があれば、批判されます。実際、『マンキュー経済学』などで有名なマンキューですら、理論中心であり実際の現象にあわない部分もあると批判されています<ref>[https://www.sankeibiz.jp/macro/news/190407/mcb1904070855001-n1.htm 「実証より理論」は時代遅れ マンキュー経済学、見直し迫られる (1/2ページ), 2019.4.7 08:55 ]</ref>。
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経済学は、まず第一に現実世界の経済を統計などと照合して研究して法則性を解明するのが目的です。このため、偉い学者の書いた教科書でも、実態に合わない点があれば、批判されます。実際、『マンキュー経済学』などで有名なマンキューですら、理論中心であり実際の現象にあわない部分もあると批判されています<ref>[https://www.sankeibiz.jp/macro/news/190407/mcb1904070855001-n1.htm 「実証より理論」は時代遅れ マンキュー経済学、見直し迫られる (1/2ページ), 2019.4.7 08:55 ]</ref>。
 
だから、「マルクスの本に何が書いてあった」とか、そういうのを覚えたりするのは、少なくとも経済学の基礎理論の勉強ではありません。経済関連の文献学や経済学史の研究をするなら、どの本に何が書いてあったかの出典をつけることは必要ですが、文献に何が書いてあるとか、誰が提唱したかとか、そういうのは経済学では基礎理論ではありません。「社会主義経済学」を、けっして経済学の基礎理論の一つだと勘違いしてはなりません。「社会主義経済学」は、よくて経済学史のようなものです。名前に騙されてはいけません。
 
=== 経営学 ===