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→‎慰安婦問題: コラム|最低限のビジネス常識などを知ってから戦後補償を議論しよう| 慰安婦などの議論では、議論している人のビジネス知識レベルが子供レベルだったり民間企業での経験のない人だったりして、しばしばピント外れの「議論」(とはいえないタワゴト)が出てきたりします。
韓国系の団体がかつて「Battle Filed Comfort Woman」という表現を用いていたようであり<ref>[https://www.research.kobe-u.ac.jp/gsics-publication/jics/kimura_23-1.pdf 木村幹『英語メディアの慰安婦報道とその傾向:90 年代初頭の報道を中心に』2015.7 ]</ref>、直訳すると「戦場慰安婦」ですが、これが日本の「従軍慰安婦」に対応すると思われますが、しかし欧米では、このような言い方は普及していません(たとえばネット検索で「Battle Filed Comfort Woman」を調べても、全然出てきません)。
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「従軍」という言葉が、軍隊所属だという誤解を与えるうんぬんという批判は、やや無理があるかもしれません。
 
なお、日本語では従軍記者も従軍看護婦も同じ「従軍」○○ですが、英語ではまったく違います。従軍記者は英語で War correspondent ですし、従軍看護婦は Military nurse です。
 
このように、日本語と英語の単語の構造は一致しません。
 
韓国系の団体がかつて「Battle Filed Comfort Woman」という表現を用いていたようであり<ref>[https://www.research.kobe-u.ac.jp/gsics-publication/jics/kimura_23-1.pdf 木村幹『英語メディアの慰安婦報道とその傾向:90 年代初頭の報道を中心に』2015.7 ]</ref>、直訳すると「戦場慰安婦」ですが、これが日本の「従軍慰安婦」に対応すると思われますが、しかし欧米では、このような言い方は普及していません(たとえばネット検索で「Battle Filed Comfort Woman」を調べても、全然出てきません)。
 
なので、少なくとも「国際的な表現に従って『従軍慰安婦』と呼ぶべき」という主張はピントはずれです。
 
 
普段から軍隊勤めしている軍医には、「少佐」やら「少尉」などの階級が与えられるのが普通なので軍属ですがが、果たして看護婦まで階級があるかどうか。しかも、戦時中に一時的に動員された看護婦なら、なおさら。
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「強制連行」→「徴用」の言い換えの是非はともかく、その言い換えを批判して「強制のニュアンスがうすまる」とか言っている人がネットには少なからずいますが、しかし「徴兵」や「徴税」が強制的であることを知らないかそこまで頭の回らない人ですので、放置しましょう。
 
 
英語では、「強制連行」に該当する一言の単語は存在しないようです。<ref>[https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/87179/ 『強制連行って英語でなんて言うの?』、2019/11/13 08:43] ※ ただしリンク先は歴史問題ではなく「警察に強制連行」という英会話での文脈。 </ref>
 
たとえばwiki英語版を見れば、「強制労働」(Forced labour)や「人身売買」(Trafficking)などで表現する場合もあります。
 
このような状況ですので、「国際的な表現に従って『○○』(「強制連行」または「徴用」が入る)と呼ぶべきだ」みたいな主張はピント外れでしょう。