「学習方法/高校英語」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集 |
編集の要約なし |
||
14 行
* [[wikipedia:IPA_pulmonic_consonant_chart_with_audio|子音のIPAとその発音]]
== 参考書と単語集が基本 ==
高校英語の検定教科書は
たぶん、普通の高校なら、単語集なども購入させられると思います。もし学校で購入を指定されていなくても、高校基礎レベルでいいので、とにかく単語集を購入しましょう。高校では単語集がないと、まともに英語を勉強できないだろうと思います
▲なので、予習復習や独学や受験準備などは教科書だけでは無理です。なので、受験準備などのために教科書とは別に高校レベルの参考書や単語集が必要ですので、早めに購入しておきましょう。
検定教科書は
▲たぶん、普通の高校なら、単語集なども購入させられると思います。もし学校で購入を指定されていなくても、高校基礎レベルでいいので、とにかく単語集を購入しましょう。高校では単語集がないと、まともに英語を勉強できないだろうと思います。
さらに言うと、大学受験に必要な単語は、英単語帳にかかれているので、検定教科書をみなくても大学受験に対応できるだけの単語力はつきます。
▲検定教科書はべつに入試対策本ではないので、教科書にある単語の傾向は大学受験とは違っています。なので、大学受験を考えている人は、英語の勉強では検定教科書ばかりに深入りしすぎてはいけません。なぜなら検定教科書の話題や単語の傾向が、大学入試の傾向とは違います。
ともかく、大学受験対策は、あくまで市販の参考書と単語集などで行います。
37 ⟶ 32行目:
検定教科書の「英語表現II」科目の実物を見比べると、どうも英語でのプレゼンテーションなどが指導要領などで目標に掲げられているようですが、しかし正直、高校生には英語プレゼンテーションは荷が重いでしょう。英語以外の教科の学習を考えると、高校段階では外国語でのプレゼンテーションの習得は非現実的です。
▲高校英語のプレゼンテーション単元も、中学英語の留学生との会話の単元などと同じで、実際の多くの高校の教育現場ではそれを実効できる場面はまずないかと思います。
2022年の時点では、文科省の英語教育の目標が、かなり高負担な内容ですので、大学入試の傾向とは検定教科書の傾向は、差が大きいかと思います。
昔から教科書と受験英語との間には差がありましたが、とくに近年、上述のように教育目標の負担増の理由で、入試との差異が大きくなっているだろうと思います。なので大学受験を考える人は、教科書の勉強だけでなく、うまく学習スケジュールを自己管理する必要があるでしょう。
=== 自己意見の英作文は入試に出づらい ===
「英語表現」(旧課程)または「論理・表現」(新課程)といった科目の教科書には、英作文またはそれと類似の課題があります。たとえば「○○について、60語程度で自分の意見を英語で書け」のような課題です。
55 ⟶ 44行目:
また、「自分の意見を英語で書け」ではなく「○○の説明を英語で書け」というような出題かもしれません。そのほうが客観的だからです。
65 ⟶ 50行目:
そのほか、検定教科書には、英作文用に、たとえば日常生活の単元で「アイロンをかける」ironだとか、「掃除機をかける」vacuumとかあるのですが(啓林館の2年の教科書で確認)、しかし常識的に考えて、新共通試験でない個別の大学入試で、こういう単語が要求される可能性は低いでしょう。
念のため、検定教科書も出している東京書籍の市販の単語集『コーパス』シリーズを3冊とも確認しましたが、vacuumは見当たりませんでした。
91 ⟶ 76行目:
このような英語教師の場合でも、もし教科書ガイドを生徒が購入してあれば、辞書で調べる時間を、大幅に減らせることができます。教科書ガイドによって、空いた時間を活用することができ、単語の練習などの、より本質的な勉強ができるようになります。
== 英語勉強法マニアにならないように ==
ここに描かれた勉強法を覚えるよりも、まずは、とにかく、英単語の書き取りなどをすることのほうが重要です。勉強法マニアになっても、語学では価値がありません。勉強法を調べるよりも、実際に勉強してください。
159 ⟶ 142行目:
つまり、高校1年のあいだに、予習をして、「高校必修」(3000語レベル)およびレベルの単語集を、ひととおり書き写して、勉強してしまう必要があります。(覚えられるかどうかは別として。) 4500レベルまでいければ理想ですが、それが無理でも必ず高校1年のあいだに3000レベルを終わらせてください。これが終わらせられないと、大学受験の現役合格は難しいでしょう。一見するとハイペースですが、実は後述のように中学で習う単語が3000レベルには多いので、意外とラクです。
高校必修レベルには、中学校できちんと5教科を勉強していれば、読みがある程度は身についているハズの単語が、多いのです。
186 ⟶ 163行目:
なので、とにかく、予習をして、単語集の先のほうへと進んでいくのが、合理的な勉強法なのです。
=== 単語の練習法
かといって、いきなり高校1年で入試対策レベルの単語集を使っても効率が悪いので、まずは基礎レベル
読解練習や文法練習よりも先に、単語力を増やす練習が大事です。
熟語
平均レベル・標準レベルの単語集の書き取りが終わったら、受験レベル・入試レベルなどの単語集も買っておいて、それを書き取り練習します。まだ、平均レベルの単語集を覚え切れて無くても構わないので、受験レベル(4500~5500)の単語集を勉強します。▼
▲
学生・受験生の勉強科目は、数学など、英語科目以外にもあるので、大変でしょう。ですが、うまくスケジュールを工夫して時間を作ってください。
▲そして、さらに単語を定着させるために、英文読解やリスニングなどの単語以外の他の練習もします。なので、まずは単語の書き取りを優先する必要があり、そのあとから読解練習などをする必要があるのです。
=== 単語集のレベル別の利用法 ===
244 ⟶ 209行目:
逆に、4500語レベルの本には、そういう橋渡しが書いてないので、高校1年では4500語レベルは不適切です。
* スペル暗記の対象について
334 ⟶ 295行目:
なぜなら英作文や和文英訳で使わないからです。
桐原5500や、東京書籍4500の後半部の単語などは、実はスペル練習を後回しにしていいのです。
346 ⟶ 307行目:
仮に、上級レベルの単語のスペルを暗記させる問題を出す大学があっても、どうせ他の現役受験生の多くも解けない問題なので、実質的にスペル暗記は上級レベルでは無視していいでしょう。
一部の浪人生で文系専願の人なら解けるかもしれませんが、難関大を目指して4浪だの8浪だのしている連中と、現役生は張り合ってはなりません。
▲あと、TOEICなどの国際的な資格試験では普通、書き取りをしません。なぜなら採点の手間の都合で、TOEICでは選択問題ばかりです。大学側が入試で入学後のTOEIC対策などを考えた出題をしたとしても、スペル対策はもはや不要なのです。
英検でスペル暗記を使うかもしれませんが、しかし英検は日本でしか評価されません。
364 ⟶ 315行目:
正直、時間的に現役高校生が、桐原『データベース5500』と東京書籍『コーパス4500』または旺文社『英単語ターゲット1900』を使いこなすレベルにクリアするのは、高校3年間ではキツいと思います。たぶん多くの高校生は予想では3年生のときに「上級レベルの単語集の用法や用例を覚えている最中に、時間切れで、高校3年の卒業式を迎える」という結果になると思います。なぜなら、このレベルで、急に単語を覚えるのが難しくなるからです。かといって中級レベルまでしか勉強しないと、卒業後の実務のリーディングにも不便なので、上級レベルを高校3年で教えるのにも意義のあることなので、教育者には悩みどころなのでしょう。
=== 大学受験に必要な単語量について ===
385 ⟶ 322行目:
具体的には、まずは3,000-4,500語程度を使いこなせることを目指すのがよいだろう。
=== 単語の小テストばかりを受けても、復習しなければ単語力は身に付かない ===
学校や塾で、単語の小テストを受けさせられる場合もあるでしょう。「単語集の○○ページから△△ページまでを小テストで出すので、書き取り練習して覚えるように」という小テストです。
430 ⟶ 365行目:
中学校で、すでに大まかな文法の枠組みは習っています。2022年では、仮定法すら中学校で習っているはずです。もはや高校で習うのは、無生物主語など若干の単元と、あとは仮定法過去完了だとか、現在完了進行形とか、そういった合わせ技のような単元ぐらいです。
そういった合わせ技は、それほど熱心に勉強しなくても
=== 細かなニュアンスの違いは覚えなくて良い ===
|