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== 英語の検定教科書にある時事や古典文学の勉強は不要だし、危険 ==
中学高校の英語の検定教科書には、他の教科では説明しづらい時事などもや古典文学、最近の日本のアニメやマンガの、海外での人気について、英文で掲載紹介されていたりするかもせん
そもそも、本来の目的は英語を学ぶということなので、これらの題材で得た知識がそのまま大学受験に役に立つということはありません。
 
また、古典文学などから一部の作品を選んで、検定教科書や、教科書会社販売のリーディング教材などで紹介していたりします。
 
例えば、最近の日本のアニメやマンガの、海外での人気について、英文で紹介していたり。
 
しかし、残念ながら、こういうのは入試に出ません。大学は、こういう知識を評価しません。
 
せっかくアナタが頑張って、時事についての表現を、高校レベルで拙い(つたない)ながら読み書きできるようになったところで、大学はまったく評価をしてくれませんし、大学入学後も評価を受ける機会がありません。
 
大学の英語教育では、英検やTOEFLと同様に、語学試験に出題しやすい知識だけを評価します。いわゆる「受験英語」です。
 
そして大学だけでなく、大企業もまた同様に、就活試験などの英語試験を行う場合は、英検やTOEFLと同様に、語学試験に出題しやすい知識だけを出題します。
 
なぜなら、大企業には既に、そういう、英語については受験英語や語学試験だけを勉強してきた人が選抜されて入社してるからです。(そもそも語学試験を重視しない大企業も多いが、そういう企業もまた学歴で採用を判断しており、そして日本の大学入試の英語の出題では、時事の読み書きとかをしてこなかったので、結局、時事の読み書きなどは評価されません。)
 
大学や企業だけでなく、官庁などの公務員も同様ですので、彼らに改革を期待しても無駄です。
 
なので、受験参考書に書いてあることばかりを勉強したほうが、安全でしょう。むしろ、受験英語以外の英語の勉強をするのは、教育制度の腐った日本では、たいへん不利であり、とても危険なのです。
 
被害妄想ではなく、既に90年代に高校生だった当時の若者たちが、口先だけの「英語教育改革」にダマサれてきたのです。90年代当時、「教育改革」などと政治家たちは主張してきて、英語教育では実用的な英語教育を目指すと言っておきながら、実際に入試で出題されてきたのは、従来どおりの実用性を無視してきた英語問題ばかり。結局、今まで通りに受験英語を勉強してきた人たちばかりが有名大学に入学し、そして卒業して有名企業や官公庁などに就職する。いっぽうで、英語教育改革を信じて、英会話の練習をしてきたり、受験英語以外の読み書きを練習してきた人は、受験に不利なため有名大学には進学できず、そして中小企業に就職していった・・・という事が、すでに日本では発生したのです。
 
そして、今の日本で、大企業や官公庁などに就職している中堅管理職は、すでに、英語の勉強では受験英語ばかりを勉強してきた人達なのです。だから、彼らに改革を期待しても無駄なのです。