「学習方法/高校卒業後の社会科公民の勉強ガイド」の版間の差分

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椎楽 (トーク | 投稿記録)
→‎社会学: 「数理モデル云々」はすじにくへの嫌味として書いたが、やっぱり不要だな。問題は方法論的な話だしね。
椎楽 (トーク | 投稿記録)
→‎社会学: 空き時間にちょっとだけ直し。
 
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では、本当に社会学は何でもありの得体のしれない学問なのでしょうか。もちろんそうではありません。社会学には社会学の共通した特徴があります。
 
社会学は、一言でいえば、社会そのものを分析対象とする学問です。そして、社会は当然ながら人間によって構成されています。ですから、必然的に社会学は社会と人間を研究対象とします。これが社会学の厄介な点でもあり、面白い点でもあるのです。なぜなら、社会の中の人間は様々な形で結びついており、その結びつき方も多種多様で、複雑にからみあっています。例えば、家族・学校・会社・ご近所・趣味のサークルなどの集団も人々の結びつきです。こうした人々の間の結びつきはどうして出来ていったのか、何を媒介とした結びつきなのか、これらの集団を比較することはできないか……。こうしたことを、実際に観察したり、聞き取り調査をしたり、統計的な方法を用いたりして探っていくのが家族社会学・農村社会学・都市社会学など、人間集団を対象とした社会学の分野です。
 
=== 本章のまとめ ===