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== Microsoft Officeとは ==
 
[[w:Microsoft|Microsoft]]が、主にWindows用に開発したアプリケーションソフト群(アプリケーション・スウィートという)です。ワープロソフトであるWord、表計算ソフトであるExcel、プレゼンテーションソフトであるPowerPoint、データベースソフトであるAccess、ホームページ作成ソフトであるFrontPage、などを総称しまとめてOfficeといいます日本のパソコンの草創期には必ずしも一般的なソフトではありませんでしたが、現在では一般家庭から学校、企業など、幅広い場面で用いられ、パソコンに無くはならなソフトの1つとなったます
 
Microsoftが、主にWindows用に開発したアプリケーションソフト群(アプリケーション・スウィートという)。ワープロソフトであるWord、表計算ソフトであるExcel、プレゼンテーションソフトであるPowerPoint、データベースソフトであるAccess、ホームページ作成ソフトであるFrontPage、などを総称してOfficeという。一般家庭から学校、企業など、幅広い場面で用いられ、パソコンに無くてはならないソフトの1つとなった。
 
 
 
== Microsoft Officeのバージョン ==
 
Officeは、[[OS]]のバージョンアップなどに伴って、数度のバージョンアップを経て来がありました。最初から説明すると長くなってしまうので、以下ここWindows95以降のOfficeの変遷の概略を記します。
 
*Office97 → Office2000 → OfficeXP → Office2003 → Office12(開発中。次期OS仕様)
Officeは、OSのバージョンアップなどに伴って、数度のバージョンアップを経て来た。最初から説明すると長くなってしまうので、以下にWindows95以降のOfficeの変遷を記す。
 
 
Office97 → Office2000 → OfficeXP → Office2003 → Office12(開発中。次期OS仕様)
 
 
大まかには上記の通りだが、Mac用なども存在する。
 
また、バージョンの異なるOfficeで作成したファイルは、基本的に互換性が保たれている。例えば、Office2000のWord(この場合、「Word2000」と呼ぶ)で作成したファイルをOfficeXPのWord(「Word2002」と呼ぶ)で開いても、基本的に問題は無い。ただし、バージョンアップに従って機能の追加やインターフェースの若干の変更などが必ずあるので、上位バージョンで作成したファイルを下位バージョンで開く場合など、ファイルによっては不具合が生じることもある。
 
 
大まこのほかには上記の通りだが、Mac用なども存在しま
 
また、バージョンの異なるOfficeで作成したファイルは、基本的に互換性が保たれています。例えば、Office2000のWord(この場合、「Word2000」と呼ぶ)で作成したファイルをOfficeXPのWord(「Word2002」と呼ぶ)で開いても、基本的に問題は無いありません。ただし、バージョンアップに従って機能の追加やインターフェースの若干の変更などが必ずあるので、必ずしも作成したのと同じバージョンで開いたときと全く同じになるとは限りません。特に上位バージョンで作成したファイルを下位バージョンで開く場合などファイルによってはその不具合が生じることもあるの可能性は高くなります
 
== 各ソフトの紹介 ==
 
以下に、代表的なOfficeソフトの簡単な特徴や用途を記します。
 
===Word===
以下に、代表的なOfficeソフトの簡単な特徴や用途を記す。
 
[[w:Microsoft Word|Microsoft Word]]はワープロ([[w:ワードプロセッサ|ワードプロセッサ]])ソフトです。一般的な文書を作成するのに向いています。文字だけでなく、図や写真、動画を扱うこともできます。
 
'''===Excel'''===
 
[[w:Microsoft Excel|Microsoft Excel]]は[[w:表計算ソフト|表計算ソフト]]です。表を作成し、表の中で四則計算や関数を用いた計算を行わせることができます。グラフを表示することもできます。
'''Word'''
 
'''===PowerPoint'''===
ワープロソフトの定番。印刷する際のページ設定などを細かく設定でき、また区切りがしっかりしていてどこからどこまでが印刷されるか一目瞭然となっている。主に、定型文書などきっちりと書く必要のある文書や、学校の論文、個人でも調べた事を体系的にまとめたい場合などに用いる。定型文や定型書式なども多く収録されており、手紙のあいさつ文を自動入力する機能などもある。また、画像や色替えなどを駆使してパンフレットなどを作ることも可能。画像の配置方法など、入力上の制約としては、HTMLに近いものがある。
 
[[w:Microsoft PowerPoint|Microsoft PowerPoint]]は[[w:プロジェクタ|プロジェクタ]]を用いて発表する際などに用いる、[[w:プレゼンテーション|プレゼンテーション]]ソフトです。論文発表、商品説明によく使われます。
 
'''===Access'''===
'''Excel'''
 
[[w:Microsoft Access|Microsoft Access]]は[[w:データベース|データベース]]作成ソフトです。さまざまなデータを属性に従って分類して管理するという点で表計算ソフトであるExcelと似ていますが、より大量のデータを収納し用途に応じて利用することができます。
同じく、表計算ソフトの定番。図表やグラフ、組織図などの作成、家計簿、カレンダー、応用すればゲームも作れたりと、Officeで最も幅広い利用が可能。簡易的にデータベースを作ることもできる。Wordと違って、あまりまとまったインターフェースが無いぶん、画像などの自由なレイアウトや設定が可能。また、マクロと呼ばれるプログラムを作成して、一定の処理をワンクリックで自動的に実行したり、VBAと呼ばれるプログラム言語を用いて様々なプログラムを作成したりもできる、非常に応用範囲の広いアプリケーションである。
 
==VBA==
 
各ソフトで、決まった操作をする必要があるときに、それら操作をまとめてプログラムに組むことができます。これを[[w:Visual Basic for Applications|Visual Basic for Applications]] (VBA) といいます。キーボードなどの操作を記録するだけでも使用することができますが、より高度なプログラムを組むこともできます。Excelでの使用頻度が高いようです。
'''PowerPoint'''
 
== Officeの配布形式 ==
会社や卒業論文などで発表する際に用いる、プレゼンテーションソフト。1ページ1ページを視覚的に装飾する機能が多数あり、アニメーションも標準で付属している。企業では企画・営業など多くの分野でプレゼンテーションに使われることが多く、学生でも卒業論文の発表には必ずと言っていいほどこのソフトが用いられる。
 
Officeは、各アプリケーションごとにも販売されていますが、いくつかのソフトをまとめてひとつのパッケージにまとめて割安に販売しているものもあります。また、パソコンに予めインストールしてある場合もあります。
 
==目次==
'''Access'''
*[[Microsoft Word]]
 
*[[Microsoft Excel]]
データベース作成ソフト。個人利用よりも業務利用が多く、主に総務担当や経理担当が、顧客管理や人材管理その他、会社に必要なデータの蓄積に用いられる。
*[[Microsoft PowerPoint]]
 
*[[Microsoft Access]]
 
*[[Visual Basic for Applications]]
 
 
== Officeの配布形式 ==
 
Officeは、アプリケーション・スウィートという方式を取っており、基本的にソフト数本を1枚のCDにまとめて販売されている。Word、Excel、Outlook(スケジュール管理ソフト)をまとめたもの、それにPowerPoint、Access、FrontPageが加わったもの、の2つが主である。各ソフトが単体でも発売されているが、基本的に割高である。なお、市販のパソコンならば、多くは標準でWord、Excel、Outlookあたりを搭載している。