「学習方法/高校受験/高校受験全般」の版間の差分

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前の節で述べた勉強法の原則は、まちがって得意分野ばかりを勉強しないようにするための対策として、なるべく全範囲をワークブックなどで網羅的に勉強しろ、などと言ってるわけです。
 
 
公立の入試は、教科書レベルの周辺からしか出ません。なので、一見すると、教科書レベルの範囲だけを勉強するのが合理的に見えがちです。
 
しかしこれは、受験対策の「範囲ミス」という失敗を招きがちです。つまり、自分は「これは高校の範囲だから、高校入試に出ないよな・・・」と思ったら、実は中学の範囲にあった・・・というミスです。
 
あと、平均以上の私立だと、高校の教科書・参考書の範囲の問題が出ます。文系科目などで、特に英語と数学で、高校1年くらいのレベルの入試を、平均以上の私立は出してきます。
 
英語は昔から私立で高校レベルが出ると、よく言われているので、いまさら言うまでもありません。
 
じつは数学でも、高校1年くらいの確率の問題とか、数列と級数の初歩的な問題とか、中学レベルの知識でも解けるので、よく狙われます。
 
 
また、中学範囲しか勉強しないのは、単純に、教材のレベルが低いので、読んでてツマラナイでしょう。なので、ちょっとだけ高校の範囲も勉強してしまうのが勉強のコツでしょう。
 
公立高校の入試は、最低限+アルファの内容しかありません。なので、公立高校の対策だけに対応していると、私立高校・国立高校や、3年後の大学受験がキツくなってしまいます。
 
公立の入試は、これはこれで必要性もあり、中学での教育内容を精選させるためには必要です。しかし、将来的なことも考え、教科書レベルをある程度は身につけたら、さっさと受験参考書レベルや高校参考書などに移りましょう。
 
=== 得意教科の勉強 ===