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Nermer314 (トーク | 投稿記録)
→‎第二外国語は、あきらめるべき: == ラテン語は当面は英語学習には不要 ==
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また、入試で、ドイツ語よりもフランス語を優遇するとかを、するわけにもいきません。フランス語を優遇したら、ドイツ語を学んだり、ロシア語を学んだりした人が、不利になってしまいます。
 
== ラテン語は当面は英語学習には不要 ==
現代英語の学習において、もはやラテン語は不要です。
 
なぜなら、どの英和辞典にも、語源が書いてあります。英単語の語源がもし必要なら、辞書にある語源をみれば十分です。
 
 
その語源を検証するのは英語学者の仕事です。そういう英語学者ならラテン語の知識も必要かもしれません。
 
なお英語はラテン語だけから影響を受けているのではなく、フランス語やイタリア語などからも影響を受けています。
 
中世や古代に、イタリア(ローマ)やフランス(ガリア)が大国だった時代があるので、その時代にフランス語やイタリア語に由来する単語が英語に流入したのです。
 
しかし、英語になったその単語は、フランス語そのままの意味ではありません。
 
熟練の職人などを意味する「マイスター」は、現代英語の成人男性の冠詞 "Mr." ミスターに相当するフランス語の「ムッシュ」が語源だと言われています。
中世、ノルマン・コンクエストで、イギリスがフランスに侵略された時代、フランスの貴族がムッシュとか使っているのを見て、それが偉い人を表す英語かと誤解したとか何とか、言語学で、そういう説もあります。
 
しかし、「職人」と「ミスター」は意味がまったく違います。同様に、フランス語の「ムッシュ」に、熟練の職人のような意味はないでしょう。
 
このように語源になった外国語と現代英語は意味がまったく違います。
 
 
だから英語を勉強したいなら、英語そのものを勉強するのが近道です。
 
そもそも、英和辞書にある語源の検証すら、日本人が行わずとも、英米に住んでいる英語学者が英英辞典の語源辞典などに書いていますので、日本人としてはそれを翻訳するだけで済んでしまいます。
 
せいぜい、英語の語源辞典を確認できる程度の英語力があれば十分なのです。
 
このように、ラテン語を現代に応用するのは、とても難しいです。
 
== 一般入試対策ではTOEIC対策などには手を出さないほうが安全 ==