「学習方法/高校情報」の版間の差分

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また、BASICで書かれた簡単なプログラム文は中学校の技術科で紹介されています。
 
== どうしてもプログラミング言語を勉強したい場合 ==
=== なにを学ぶ? ===
高校レベルの初心者は時間が足りないので、プログラミング言語の文法を学ぶことは積極的には勧めません。なぜなら、5教科と両立して勉強できるような簡単な言語が現代では少ないからです。
高校生は、まずはワープロソフトの使い方や表計算ソフトの使い方を、学校の情報」教科の授業で練習するなど仕事などでパソコンを必要な時に使えるよいうになることがより重要です。
 
=== 高校生は独学で JavaScript を学ぶことは適切か? ===
誕生当初 Netscape Navigator に実装された JavaScript は、まさに初心者むけの言語でした。その後、JavaScriptの普及とともにブラウザベンダーは競うように新機能を追加し、機能が増えるのだけなら良いのですが、ブラウザによって機能があったりなかったり、微妙な差異があり、プログラマはその違いに苦慮する状況が生まれました。
 
また、ウェブブラウザ上のJavaScriptを学ぶには、[[HTML]]と[[CSS]]をある程度は習得しておく必要があります。多くの高校生にとって、HTMLは身近な学習対象ではないので、ここにも一つJavaScriptを学ぶにあたってのハードルがあります。他方、JavaScriptをウェブコンテンツに組み込んでダイナミックなウェブサイトを作ることは、大きのモチベーションの1つになりえます。
1997年、仕様の乱立状況を打破するため、JavaScriptの言語コア(文法と標準組み込みオブジェクトなど、入出力は除く)は[[w:ECMAインターナショナル|ECMAインターナショナル]]によって[[w:ECMAScript|ECMAScript]](ECMA-262)として国際標準化されます。難航したECMAScript Edition 4がリリースされないなど紆余曲折がありましたが、JavaScriptの仕様は強化されていき、当初の玩具らしさは影を潜め、標準化により実装のばらつきも小さくなっているので、その意味でが学ぶべき価値があると言えます。
 
また、ウェブブラウザ上のJavaScriptを学ぶには、[[HTML]](と[[CSS]])をある程度は習得しておく必要があります。多くの高校生にとって、HTMLは身近な学習対象ではないので、ここにも一つJavaScriptを学ぶにあたってのハードルがあります。他方、JavaScriptをウェブコンテンツに組み込んでダイナミックなウェブサイトを作ることは、大きのモチベーションの1つになりえます。
 
高校生が、もし学校でJavaScriptを習えるのなら、その機会を利用したほうが良いでしょう(多くの検定教科書は、PythonやVBAとともにJavaScriptを紹介しています)。
 
'''尚、JavaScript と [[Java]](ジャバ) とは、異なるプログラミング言語です。''' 混同しないように注意しましょう。Javaの複雑な文法と膨大なライブラリクラスは初心者むきではありません。
 
JavaScriptとJavaを混同しないように注意しましょう。「Java」の複雑な文法と膨大なライブラリクラスは初心者むきではありません。
 
=== 入門する言語の決め方 ===
「C言語」と混同して、いきなり「[[C++]]」(シー プラス プラス)という言語からは勉強しないように気をつけよう。C++言語の入門書では、C言語の知識を前提としている場合が多いので、まだC言語を知らない人が(C言語の知識を前提とした)C++の入門書を使って学習すると理解が進みません。
他の言語では、いきなり「PHP」(ピー エイチ ピー)などのサーバー用プログラミング言語の入門書を読んでもサーバーの知識がないと理解には至らない。
 
このように他の技術の予備知識を必要とする言語もあります。
 
=== 入門書の探し方 ===
書店では、プログラミング言語の初心者向けの書籍と専門家向けの書籍が同じ棚にあることが珍しくないので気をつけましょう。残念ながらこれは図書館にも言えます
 
5教科の書籍が高校レベルと大学レベルの書籍をちがう棚に分けてもらえる状況とは、プログラミング言語の書店での状況は違っています。いちいちプログラミング入門書の書籍と専門家向けのの書籍とを書店は別々の棚に分けられていることはまれです。残念ながらこれは図書館にも言えます。
いくつかのプログラミング言語で「入門」と名乗る本を読んでみると書籍の冒頭から、入門者には分からない内容の記述の大量な自称「入門書」もあります。
 
「比喩が分かりやすい本」ではなく、「一通り文法事項が順序されて説明してある本」と評されている書籍の購入を勧めます。「具体例な開発例が分かりやすい本」ではなく「一通り文法事項が順序されて説明してある本」を買いましょう。
 
=== 入門書の読み方 ===
プログラムの勉強ではPCを用意しプログラム開発環境を用意しプログラムを入力し動作させるのがよいでしょう。
 
paiza.IOやWandboxのようなオンライン開発実行環境も年々機能向上しており。オンライン開発実行環境とタブレットスマートの組み合わせでプログラミング環境を作ることは可能です。
 
== ※ 範囲外: 初心者のためのプログラミングの練習方法 ==
しかし、ほとんどの初心者は何んらかの入力ミスをしている事が多く、ファイルをコンパイルしてもエラーが起きてしまい実行形式を得ることができないか実行できても期待どおりに動かす事ができません。
 
エラーがあれば、書籍に書かれたコードをよく見ながらコードを修正します。よくある間違いとしては、半角と全角の混合やタイプミスです。プログラムの英数字を全角で書いてしまうとエラーが出てしまうので注意しましょう。特に、全角スペースと半角スペースは見分けがつきづらい分厄介です。
 
もし、エラーせずにプログラムをコンパイル、リンク、実行できたのなら、すでにアナタは、入力したそのコードの仕組みを、だいたい分かっていますので、本wikibooksで説明するような、次の作業に移ります。
「次の作業」とは、もし入力したコードが、エラーもなくプログラムが正常に実行されれば、
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