「学習方法/高校英語」の版間の差分

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かといって、辞書を何冊も買うのは、かさばるし、すこし面倒です。
 
 
しかし、フィクションを真に受けた大人たちが、政治選挙などを通じて英語教育に口出しをしてきたので、日本の教育は、いろいろと通説と実態とが違っています。
 
日本の高校の英語教育は、平成のいわゆる「ゆとり教育」中ですら、どんどんと英単語が増えていったのが実態です。
 
やや実用指向の英単語集で『DUO』というのがありますが、あれが出版されたのも、平成初期です。実際はああいうレベル高めの単語集が出版されたのが、平成「ゆとり教育」の時代です。検定教科書はともかく、入試の英単語のレベルは「ゆとり」中もどんどんと上がっていったのです。
 
「高校レベル」「受験標準レベル」として増えていく英単語を、どうやって数学など他教科の勉強と両立させるのか、部活や委員会などを両立させるのか、日本ではロクに検証もされてきていないのが実態です。
 
名目上は日本では教育大学の付属の中学高校などで実験や検証をすることになっていますが、実際はああいう付属学校は高偏差値の人のための進学校などと貸しており、形骸化しています。
 
== 大学入試に出づらい分野など ==
=== 自己意見の英作文は入試に出ないところもある ===
足きりのある大学(たとえば国立大や医学部など)でないかぎり、採点の手間があるので一般入試では数十語もある英作文は出されない可能性が高い、という入試傾向に関する実態があります。
 
 
 
さて、昨今の教科書では、日本のことを英語で説明する課題がよくあります。検定教科書にあるので、いちおうは新共通試験などの出題範囲ではあるわけですが、やはりこれも大学入試の出題傾向の兼ね合いを考える必要があります。
 
現代の検定教科書がそうだということは、現代の入試もそうだという可能性があるということです。なので、あまり単語集の最初のほうばかりに詳しくなっても、現代ではあまりメリットがありません。
 
90年代ごろの昔は違っていたのですが、しかし2010年以降、入試の傾向はもう変わっています。
 
 
また、予習をしないと、たとえば学習ペースの配分ミスを起かしやすく、たとえば高校3年の終わりごろになって、やっと桐原4500語・東京書籍4,500語レベルにしか到達できずに、そのため高校3年終わりの時点では「二次試験」レベルに対応したプラスアルファの単語集(旺文社や、予備校系の単語集)に到達できずに、志望校に不合格になってしまうような、ペース配分の失敗を起こしやすい原因にも、なります。
 
この nod のように、利用価値の低い単語は、スペル暗記は後回しです。せいぜいリーディング用に「そういう単語もあるんだなあ・・・」と知っていれば十分です。
 
 
 
実を言うと、理系の大卒レベルの人がスペルまで確実に暗記している英単語は、高校中級レベルで応用価値の高い単語を加えた程度です。
 
 
実は中堅私大や地方国立の英文の単語は、学科によっては案外センター試験ほど難しくない場合もあります。
 
 
桐原4500はその装丁(そうてい)の厳めしさなどに比べて、実はやや単語のレベルは控えめです。東京書籍も桐原のスタイルを踏襲しているような所があり、やや控えめのレベルです。
 
だから旺文社は、派生語などで、桐原・東京書籍が紹介してない単語をポンポンとたくさん紹介しています。
== 文法 ==
=== 参考書で勉強する ===
もう1980年代の昔から、高校英語の英文法の勉強は、検定教科書ではなく参考書で勉強するのが定石(じょうせき)、基本です。
 
なので、まずは参考書を買い始めましょう。普通科高校なら、おそらく高校の入学時、検定教科書の購入と一緒に、参考書も買わされると思います。
 
 
2010年以降なら、中学校で、すでに大まかな文法の枠組みは習っています(なお、1990年代は違いました)。2022年では、仮定法すら中学校で習っているはずです。もはや高校で習うのは、無生物主語など若干の単元と、あとは仮定法過去完了だとか、現在完了進行形とか、そういった合わせ技のような単元ぐらいです。
 
そういった合わせ技は、それほど熱心に勉強しなくても、入門的な問題集などで問題練習すれば、普通に習得できます。
インターネットで参考書の形式やレベルなどを調べたり、または、教師や塾講師、チューター、同じ学生などからの評判なども参考にしながら、実際に書店で参考書の内容を閲覧するなどして選ぶといいだろう。
 
また、古本屋などで参考書を購入すると出費を抑えられる可能性がる。
 
中学英語昔とカリキュラムが大幅に変わったので古本屋は論外だが(90年代~2005年に高校1~2年で教えてた内容が中学に降りてきている)しかし高校英語は昔から到達地点が同じままなので、文法学習はかなり本でも特に問題ないかもしれない。とりあえず、古本屋で英文法書を購入するなら、なるべく最近のものを購入したほうがいいだろう
 
つまり、「大学英文法とか、そういうのは一般的には無い。文法は高校英語で、とりあえずゴールである。あとは単語や熟語を増やすのが、その後の道である。
 
英語教師などを目指す人のための細かい英文法理論書はあるが、高校生には必要ない。なお、書店によってはそういう教師向けの英文法理論書が高校英語コーナーに売っていたりするので、間違えては買わないように。わかった上で買うなら自己責任で。
 
 
英単語では、IT機器やパソコン用語など多くの英単語が追加されたので古本はあまり進められないが、しかし文法にはそういった事はあまり関係ない。
 
=== 高校の文法参考書はどういうものか ===
 
そもそも、英語に慣れれば慣れるほど、無生物主語をいちいち気にしなくなるのに、それを問題に出すこと自体、そもそも論として入試問題としての意義が疑わしい。(教師にでもならないかぎり、無生物主語の和訳でいちいち主語を生物に置き換えるのは必要ない工夫である。)
 
「無生物主語の言い回しは英語由来の日本語だから減点にすべきだ」なんて言い出したら、そもそも明治時代からの現代語そのものの存在意義が無くなる。
 
こういう事情があるので、無生物主語の和訳問題は出ないし、実際にあまり見かけない。
 
そもそも出題者が英語科目で受験生の文章力を見たいなら英作文を出すべきであるので、和訳問題は正直まあ、あまり入試に出ないと見てよい。日本語の能力を見たいなら、国語教科の試験で見ればいいのである。
 
 
日本の小中高校の教育のおかしな文化のひとつで、本来なら教師が負担すべき知識を、小中高の子供の学習内容として教条的に押し付けている文化が、いくつかある。典型的なのが、小学校の算数の掛け算の文化である。教科書の採用を決めるのが各学校の教師なので、教師にしか関係ない内輪の知識が、しばしば教育内容として好まれる、内輪受けの世界が淘汰されない。
 
教師向けの教本などで教育上の工夫のひとつとして紹介されたノウハウが、なぜか「その方法だけが正解」と伝言ゲーム的に飛躍して普及しがちだという悪い学校文化が日本には残念ながら存在する。
 
教育学部の入試でもないかぎり、あわせる必要は無いだろう。(もっとも、教育学部はどちらかというと小学校の教員養成が中心的だが。)
 
 
大学入試の受験生は社会人や既に他学部の大学を卒業した人なども受験したりするので、学問的定説でもなければ国際常識でもなんでもない(日本の)小中高でしか通用しない文化には、トップレベルの大学は合わせないのが通例である。和訳の仕方なんて、日本の事情にすぎず、イギリス人やアメリカ人が和訳をするわけではないので、日本の高校英語の和訳の文化はなんの国際常識にもなっていない。
 
トップレベルの大学は、建前上は、学問の研究の国際競争のための大学である。なので、日本のローカル小中高文化は関係ない。
 
なのに、もし小中高のローカル文化でしか通用していない採点基準に合わせた入試を行うなら、つまりその大学は大した大学でないので、気にしなくていい。あるいは、もし東大やら京大やらのノーベル賞クラスの大学がそういうローカルな採点基準だとしたら、単に今後は日本の大学が凋落していく運命になるだけだから、どっちにしろマトモに相手にすべきではない。
 
ほか、日本語教育界などの既得権益や政治的影響などがあり、そのせいで本来なら日本語教育で行うべき内容の教育が、中学高校では英語など外国語の教育に押し付けられている現状もある。
 
== 熟語 ==
ただし、いくら一般入試に会話が出にくいといっても、基本的な会話くらいは、せっかく高校で習うのですから、きちんと練習してください。そもそも建前上は、高校で習うことは、高校生は学習するべきということになっています。そして大学側だってバカじゃないんだから、なるべくきちんと勉強している受験生を優先的に合格させたいのです。
 
== 英作文は、後回し ==
英作文の練習よりも、まず先に単語の記憶量を増やす勉強を優先したほうが安全でしょう。単語の記憶量が増えて、文法や熟語なども覚えれば、英作文なども、自然と上達します。逆に言うと、英作文だけを勉強しようとしても、難しいです。なお、英作文の勉強では、あれこれ考えるよりも、文例を覚えたほうが良いでしょう。
 
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