「反復記号」の版間の差分

#* [[Image:Repeat open.png]]    [[Image:Repeat close.png]] - このふたつの記号の間を反復し、2回演奏します。曲頭では普通 [[Image:Repeat open.png]] は省かれます。逆に言うと、[[Image:Repeat close.png]] の前に [[Image:Repeat open.png]] がなければ、[[Image:Repeat close.png]] から曲頭に戻るということになります。

#** [[Image:Repeat close open.png]] - [[Image:Repeat close.png]] と [[Image:Repeat open.png]] が背中合わせに合体して書かれた記号です。ほかにもいくつかの書き方があります。

#* [[Image:1st ending.png]]（1番かっこ）と [[Image:2nd ending.png]]（2番かっこ） - [[Image:Repeat close.png]] の前に [[Image:1st ending.png]] がある時は、2回目の演奏の時 [[Image:1st ending.png]] の部分をとばして [[Image:2nd ending.png]] に入ります。[[Image:2nd ending.png]] は [[Image:2nd ending 2.png]] のように書かれるときもあります。ときに、3以上の数字が使われることがあります。

#* ''[[wikt:D. S.|D. S.]]''（ダル・セーニョ） - この記号があったら、[[Image:Segno.png]] に戻ります。''D. S.''の2回目では通常、[[Image:Repeat open.png]]    [[Image:Repeat close.png]] の反復を省略します。

#* ''[[wikt:fine|Fine]]''（フィーネ）- 「終わり」の意味だが、''D. C.'' または ''D. S.'' で反復しているとき、この記号があったらそこで曲が終わりになります。

#* [[Image:Vide.png]]（ヴィーデ）- 「見よ」の意味。元来は、[[Image:Vide.png]] があったなら、もうひとつの [[Image:Vide.png]] を探してそこを「見よ」という意味でした。普通、''D. C.'' または ''D. S.'' で反復しているとき、この記号があったら、それ以降にある [[Image:Vide.png]] に飛ぶことを意味します。

#** ポピュラーでは、飛ぶ前の記号を ''to [[Image:Vide.png]]'' のように書きます。また、[[Image:Vide.png]] で飛んだ後の部分は、曲の結尾部 ([[wikt:coda|coda]]) になることが多いので、飛び先の記号を [[Image:Vide.png]] Coda のように書きます。