「高等学校 生物基礎/生物共通の単位(細胞)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Kwawe (トーク | 投稿記録)
編集の要約なし
Kwawe (トーク | 投稿記録)
編集の要約なし
42 行
μ(マイクロ)1μm=1,000分の1mm
n(ナノ)  1nm=1,000分の1μm
</pre>
<pre>
観察してみましょう!
ほほの内側の細胞は比較的簡単に観察出来ます。
ほほの内側を綿棒で軽くこすって、はがれた細胞を光学顕微鏡で観察してみましょう。
</pre>
== 細胞の基本構造 ==
[[ファイル:Biological cell.svg|thumb|right|450px|'''典型的な動物細胞の模式図'''<br/>1.核小体、2.核、3.リボソーム、4.小胞体、5.粗面小胞体、6.ゴルジ体、7.細胞骨格、8.滑面小胞体、9.ミトコンドリア、10.液胞、11.細胞質基質、12.リソソーム、13.中心体]]
[[ファイル:Plant_cell_structure_svg_labels.svg|thumb|right|450px|'''典型的な植物細胞の模式図'''<br/>a.原形質連絡、b.細胞膜、c.細胞壁、1.葉緑体(d.チラコイド膜、e.デンプン粒)、2.液胞、(f.液胞、g.液胞膜)、h.ミトコンドリア、i.ペルオキシソーム、j.細胞質、k.小さな膜小胞、l.粗面小胞体 、3.核(m.核膜孔、n.核膜、o.核小体)、p.リボソーム、q.滑面小胞体、r.ゴルジ小胞、s.ゴルジ体、t.繊維状の細胞骨格]]
細胞の見た目や働きは様々ですが、基本的な機能や構造は同じです。
細胞は'''核'''(かく、nucleus)と'''細胞質'''(さいぼうしつ、cytoplasm)、それらを囲む'''細胞膜'''(さいぼうまく、cell membrane)からなります。細胞膜に包まれた内部の物質のうちから核を除いた部分のことを細胞質といいます。
また、核と細胞質を合わせて'''原形質'''(げんけいしつ、protoplasm)とも呼びます。つまり、細胞膜に包まれた内部の物質のことを原形質といいます。よって原形質には核も含まれます。
細胞質には、核を始めとして、ミトコンドリアなど、様々な機能と構造をもつ小さな器官があり、これらを'''細胞小器官'''(さいぼうしょうきかん、organelle)と呼びます。
細胞小器官同士の間は、水・タンパク質などで満たされており、これを'''細胞質基質'''(さいぼうしつ きしつ、cytoplasmic matrix)と呼びます。この細胞質基質には、酵素などのタンパク質やアミノ酸、グルコースなどが含まれています。
=== 細胞膜 ===
細胞膜は'''動物にしかありません'''。動物細胞内部を守るためにあります。
=== 細胞壁 ===
細胞壁は'''植物にしかありません。'''植物細胞内部を守るためにあります。
== 真核細胞 ==
{{参考|核の働きを調べる実験
 
}}
== 原核細胞 ==
== 脚注 ==