同じ数を3回かけあわせることを'''3乗'''(さんじょう)という。つまり、指数が3の累乗のことが3乗である。
:※ 検定教科書では4乗以上は説明を省略しているが、同様に4回かけあわせたら「ることを4乗」であるという。
また、2乗のことを'''平方'''(へいほう)とも言う。3乗のことを'''立方'''(りっぽう)ともいう。
指数の計算は、中学1年の段階では、当面は、正自然数の指数のみを扱うこと。一般の実数の指数にするついては高校の数学IIで扱う。
:※ 実は、ゼロやマイナスの指数も、高学年で扱う。ゼロやマイナスの指数について、結果だけ話すと、
::<math>4^{-3}=\frac{1}{4}\times\frac{1}{4}\times\frac{1}{4}</math>
:のように、マイナスの指数は、分数として扱えば良い。このことから、
::<math>4^{0}=4^{1-1}=4^{1+(-1)}=4\times\frac{1}{4}=1</math>
:というように、ある数にゼロの指数乗をした数は、かならず1になる。
:ゼロのゼロ乗 0<sup>0</sup> については、中学では考えない。
ただし、学校図書出版の「中学校数学1」のp,71に発展として簡単に説明が掲載されている。
=== 逆数 ===
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