「ゲームプログラミング/バランス調整」の版間の差分

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==== 本文 ====
さて、上述までの再編集により、前編集者E.Suj, の邪念から生まれた、ゲーム-教育-成長のインチキ理論は完全に否定できたと思う。
もちろん作品によっては例外もあるでしょうが、しかし上述で紹介したような様々な視点の異なる複数のゲームクリエイターなどゲーム業界人が、「教育」や「成長」などあたかも学習的な用語を使っている事は、念頭に置くと良いかと思います。
 
結局前編集者もゲームにおける教育論は疑似的なものだと記述してるが、そんなら最初っからそんなこと書くな。
ゲームにおける教育的な要素はもちろん擬似的なものです(ゲームに限らず一般のアニメや漫画も同様です。もし本格的に世間一般で通用する意味での「学習」をしたいなら高校~大学レベルの国語・数学・英語・理科・社会科などの参考書などを読もう)。
 
地獄のような長時間の再編集を終え、やっと話を本題のバランス調整にもどせることになった。
 
たとえば、まずアクションゲームの調整なら、
 
敵が飛び道具で来るならどうする?
さて調整の話題に戻ります。
 
もちろん事実上はほぼ無限の対応策があるが、例えば、物陰に隠れながら移動して近づく、あるいはこちらも飛び道具で応戦とか、幾つか具体策は見えるでしょう。
たとえば、アクションゲームの調整なら、
 
(しかしよく考えたら、この行動って、E.Suj.のこのサイトでの行動とそっくりだよね^^;;;。)
もし敵が飛び道具を使ってくるなら、まずプレイヤーは物陰に隠れて移動して近づくとか、あるいはプレイヤーも飛び道具で応戦するとか、そういうプレイ技法が必要でしょう。
 
基本的にゲームバランス調整では、例えば、物陰に隠れて攻撃を避けるなどの具体的技法、そして事実上それはそのゲームでの有効策なのですが、プレイヤーがこの対応策を覚えるように導く、そしてそれを可能なものにするため難易度を下げる、これが必要だと言います<ref>吉沢秀雄『ゲームプランナー入門講座』SBクリエイティブ、2015年12月29日初版第1刷発行、226ページ</ref>。
 
一つの方針としては、必要だと思われる技能をプレイヤーが行っていると判断したら、しかも一度には基本的に一つ、その敵を簡単に倒せるようなプログラムにする。
文献『ゲームプランナー集中講座』(吉沢秀雄 著)でも、飛び道具を使ってくる敵には、ゲーム序盤では、まず物陰にかくれて敵の攻撃を避けるなどのプレイ技法をプレイヤーに習得できればよいというくらいまで、(序盤の)難易度を簡単にすべきだと、その文献『ゲームプランナー集中講座』では主張されています<ref>吉沢秀雄『ゲームプランナー入門講座』SBクリエイティブ、2015年12月29日 初版 第1刷発行、226ページ</ref>。
 
とにかく特定の方向にプレーヤーを導く意図を持つ、つまり導きたい方向にプレイヤーが行為すれば、難易度が下がる。だから、飛び道具を避ける物陰には、罠も無ければ敵もいない<ref>吉沢秀雄『ゲームプランナー集中講座』SBクリエイティブ、2015年12月29日初版第1刷発行、226ページ</ref>。
まず、序盤の飛び道具つかいの敵なら、プレイヤーが上述のような物陰に隠れる技法を実践できていたら、その敵を簡単に倒せるように難易度を調整します。
 
あれっ、今気づいたんだけど、新約聖書には、狭き門から入れ、って言葉があったよね…。
 
基本的には前編集をわかり易く書き直してるだけなんだけど…
このため、序盤ではけっして、敵の攻撃をさけるための物陰の部分には、ゲーム作者はワナなどを仕掛けないでおき、物影には敵も配置しないようにするくらいで、良いのです<ref>吉沢秀雄『ゲームプランナー集中講座』SBクリエイティブ、2015年12月29日 初版 第1刷発行、226ページ</ref>。
 
とにかくこの場合、推奨されるパラメーター設定は、目的の敵を妥当な経過で主人公が攻撃したら、敵はすぐ倒せるようにしておけって書いてるんだけど、これって広き門じゃあない?
 
とにかくこの前編集は、あらゆるプログラムを駆使して、プレイヤーが特定の行動をするよう導けって書いてある…。
たとえば、飛び道具を使ってくる敵は、そいつに攻撃を当てるまでは難しいが、しかし敵の防御力を低くしておいて、もし敵が(プレイヤーからの)攻撃を受けたら、敵はすぐに倒されてしまう・・・のような強さの敵としてパラメータ調整しておくのが良いでしょう。
 
まあしかしまとめ編集を続けるかね…
つまり、プレイヤーに教えたいスキルとして、そのアクションゲームを通して、飛び道具を使ってくる敵の対処法を教えるのです。
 
大抵のゲームは先に進むと難易度が上がっていくようだが、いや、これ自体事実かどうか怪しいが、仮にそうするとした場合、その難易度の上がった敵のギミックや行動は、制作者が導く行動を複数、と言ってもごく少数の複合だろうが、プレイヤーがなしたら、敵を倒せるようにしたら良いという。複合技をプレイヤーが繰り出すことで、成長した感や、興奮を、ユーザーは感じるだろう<ref>吉沢秀雄『ゲームプランナー集中講座』SBクリエイティブ、2015年12月29日 初版 第1刷発行、228ページ</ref>。
 
前編集者は、ゲーム後半難易度を上げる場合は、けっして敵を単プレイヤー創意工夫を呼び起こす頑丈にするのではなく書いいる。
敵の強さはそこそこでいいので、
 
確かに難易度が上がれば、創意工夫して解決を目指すのはゲームだけではない。しかし現編集者が問題を感じるのは、常にプログラムの手妻を駆使して、特定行動にユーザを導けと主張している点だ。
たとえば
 
これは実はアメリカの過去の宇宙開発で宇宙に送る実験動物を調教、教育した方法と全く同じだ。
ステージのギミックや敵の行動などを今までの敵と複合化させたりする等の設計により、過去にプレイヤーの習得したプレイ技法の組み合わせの練習・習得をプレイヤーに要求したりとかして、プレイヤーに今まで習得した単一のプレイ技法の複合の習得を要求するようにすると、プレイヤーも成長できますし、あきづらくなるし、いいことづくめです<ref>吉沢秀雄『ゲームプランナー集中講座』SBクリエイティブ、2015年12月29日 初版 第1刷発行、228ページ</ref>。
 
とにかくゲーム制作者の中に、このような馬鹿げた教育論を持っている愚か者はそこそこいそうだが。
(ただし、あまりにも膨大なプレイ技法どうしを組み合わせるような過大な技法をプレイヤーに要求しないように、(作者がプレイヤーに)要求する技法の数にも限度は必要でしょう。)
 
このインチキな前編集者の愛読書には、ボス戦などの難しいイベントの目的は、プレイヤーが自分自身の技量を試す、自分がこのゲームにおける熟練プレイヤーか試す、そこにあるという。歯ごたえのある敵と戦って、自分がこのゲームにはまっているかどうか知る事が出来る、そういうことだろう<ref>吉冨賢介『ゲームプランナー入門』、P60</ref>。
 
;やはり何事も制限はあるか?
なお、余談だが、「難易度」の「高い」「低い」の意味は、
例えば主人公が不死身なら、まあゲームになりませんよね。何らかの弱いところは必ずあるでしょう。
:「むずかしい」=「難易度が高い」
:「やさしい」=「難易度が低い」
である。
 
所持金が無限とか、無いですよね。お前はドラえもんのポケットか?^^;;;
ゲームを難しくする目的は、プレイヤーに創意工夫を呼び起こすためです。創意工夫を呼び起こさない難しさは不要かもしれません。
 
敵もそこそこ強いよね、あんまり弱いのはちょっと。
書籍『ゲームプランナー入門』によれば、ボス戦などの難しいエリアの目的は、プレイヤーが自らのプレイスキルの程度を試したり、あるいはRPGなどならキャラクターユニットの成長を試すためのものです<ref>吉冨賢介『ゲームプランナー入門』、P60</ref>。また、「歯ごたえ」などの表現の意味も、こういった意味であると書籍では述べています。
 
また、敵の動きが少し単純なのは構いませんが、しかし、プレイヤーが油断しすぎているのにプレイヤーが負けないのは駄目です(たとえばアクションゲームで一時停止ボタン(ポーズボタン)を押さずにトイレに行ってウンコを数分してきても、ウンコから戻ってきてもキャラが負けてないのは明らかに駄目)。
;制限の必要性
制限の必要性とは、たとえば、ゲーム中での主人公が丈夫で死にづらいのは構いませんが、しかしどんなに敵の攻撃を食らっても死なずに倒れずに不死身なのは駄目です。
 
↑ちなみにこれは前編集者の記述だけど、ん~、まあ、残しておくか^^;;;。
また、主人公の所持金が多いのは構いませんが、しかし所持金が無限大なのは駄目なのです。
 
だから前編集者としては、プレイヤーに創意工夫を求める。まあもっともプレイヤーが創意工夫しないゲームなんて、この世にないけど。
また、敵の動きが少し単純なのは構いませんが、しかし、プレイヤーが油断しすぎているのにプレイヤーが負けないのは駄目です(たとえばアクションゲームで一時停止ボタン(ポーズボタン)を押さずにトイレに行ってウンコを数分してきても、ウンコから戻ってきてもキャラが負けてないのは明らかに駄目)。
 
このため、そのゲームでのだからゲームオーバー条件を、作者早めに決めておきます。ゲームオーバーが用意されていなやっぱり必要だとうこ、スリルが出ないのです<ref>川上大典 ほか著『ゲームプランとデザインの教科書』、秀和システム、2018年11月1日 第1版 第1刷、P.254</ref>。
このような駄目な例のゲームのままでは、プレイヤーが創意工夫をしなくなってしまいます。
 
だから前編集者はゲームには敗北とそれを回避するための努力が必要だと主張する。
 
まあでもこのサイトの別の場所でも書いたけど、E.Suj.は努力なんて全くしてないけどね。ただ毎日欲望のまま手を動かしてるだけ。
このため、そのゲームでのゲームオーバー条件を、作者は早めに決めておきます。ゲームオーバーが用意されていないと、スリルが出ないのです<ref>川上大典 ほか著『ゲームプランとデザインの教科書』、秀和システム、2018年11月1日 第1版 第1刷、P.254</ref>。
 
;真実は一つ^^!!!本当?とりあえず解法は複数^^!!!!
あまり気が乗らないでしょうが、しかし、ゲームにはゲームオーバーや敗北の条件が必要ですし、プレイヤーには敗北を回避するように努力してもらわなければなりません。
スーパーマリオのステージ1-1の最初のクリボーをどうする? (解1)踏んずけてやる^^!!!(解2)そのクリボーを飛び越えてこっちに来い!!!^^(解3)ブロックに乗って、絶景哉^^。
 
;解法を1つに限らない
書籍『ゲームプランナー入門』(吉冨賢介 著)によると、たとえばスーパーマリオ1のステージ1-1の最初の敵のクリボーの対処でも、クリボーを踏んでやっつけるか、それともジャンプして飛び越えて次に進んでしまうか、マリオがブロックの上に乗ってクリボーが通り過ぎるのをやりすごすか、などなど幾つもの選択肢があると、例を挙げています<ref>吉冨賢介『ゲームプランナー入門』、P55</ref>。けっして、「たった一つの正解」ではないと述べています<ref>吉冨賢介『ゲームプランナー入門』、P55</ref>。
 
このように解法を複数用意することで、プレイヤーに創意工夫を呼び起こしやすくなります。
 
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