「小学校社会/6学年/歴史編/天皇中心の国づくり-飛鳥時代から奈良時代」の版間の差分

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:これですべてかと言うと、当然そうではありません。役人などは、区分田の他に、役人の位による{{ruby|位田|いでん}}(8〜80{{ruby|町|ちょう}}:1町=10段)、職務による{{ruby|職田|しょくでん}}(2〜40町)が割り当てられ、功績のある物には{{ruby|功田|こうでん}}や{{ruby|賜田|しでん}}が割り当てられました。また、寺や神社には、そこを維持するための{{ruby|寺田|じでん}}・{{ruby|神田|しんでん}}がわりあてられていました。
:これらの土地は広大で、また、日頃の職務を持つ役人や僧侶がたがやすことはできません。そこをたがやしたのは、土地に応じて割り当てられた良民らのほか、その役人や寺に属する[[#奴婢|{{ruby|家人|けにん}}や{{ruby|奴婢|ぬひ}}]]といった人たちでした。家人や奴婢にも区分田はわりあてられましたが、良民の1/3で足りることはなかったでしょうから、主人から独立はできませんでした。
:※なお、この単位については、[[小学校社会/6学年/歴史編/戦乱の世の中と日本の統一-戦国時代・安土桃山時代#太閤検地|約800年後に大きく見直されます]]
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