「小学校社会/6学年/歴史編/国際社会に進み出す日本-明治末期から大正時代」の版間の差分

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:#ナショナリズムの実現
:#:ナショナリズムの高まりは、国際的に認められるようになり、オーストリア帝国やオスマン帝国が支配した領域から、同じ民族で集まった国が数多く独立することになりました。しかし、アジアやアフリカの諸国は、まだ独立が認められず、第一次世界大戦後はアジア各地での独立運動が見られるようになります。
:#:また、先進国自身の内部においても一種の民族主義が盛んになります。これは、他の先進国の国外資本が進出してくることや社会主義の民族主義を否定する社会主義・共産主義の動きに反発するものです。これが、のちに[[小学校社会/6学年/歴史編/戦争への道と現代の民主国家日本の誕生-昭和から現在まで#ファシズム|ファシズム]]と呼ばれるものになります。
:#社会主義国家の誕生<span id="ロシア革命"/>
:#:ロシア革命後、ロシア国内では内戦が起こり、1922年レーニンが率いる共産党が国内をまとめ、世界で初めての[[#共産主義|社会主義・共産主義]]を国の仕組みに持った'''ソビエト社会主義共和国連邦'''<ref>「ソビエト(ソヴェート)」はロシア語で「評議会」の意味で、ロシア革命前後に人々が集まって政治の方針を決めた団体が母体になっていることを意味します。「社会主義共和国」は社会主義を政治の方針とする共和国ということです。最後の「連邦」は、そのような社会主義共和国がいくつか集まって1国となっているということを言っており、ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国、ウクライナ社会主義ソビエト共和国、白ロシア・ソビエト社会主義共和国など、いくつかのの国で構成されていました。</ref>('''ソビエト連邦'''、'''ソ連''')が誕生しました。
 
== 脚注 ==
以下は学習の参考ですので覚える必要はありません。<small>