「Wikijunior:物質/物質とは?」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
→物質の状態: 気体から固体への変化が「昇華」と記されていますが、本来は「凝華」が正しい表現と主張する学者もいます<ref>[https://www.chemistry.or.jp/activity/report/20150317.html 高等学校化学で用いる用語に関する提案(1)](日本化学会)</ref>。 タグ: 2017年版ソースエディター |
||
3 行
== 物質の状態 ==
[[ファイル:Phase_change_-_ja.svg|thumb|right|300px|状態の変化を表した図。気体から固体への変化が「昇華」と記されていますが、日本
物質の状態は、大きく分けると、'''固体'''(こたい)、'''液体'''(えきたい)、'''気体'''(きたい)、'''プラズマ'''(イオン)の4つに分けることができ、必ずどれかの状態でこの世界に存在しています(ただし、ふつうプラズマやイオンは、分類のうえでは気体のひとつとして数えられることが多いです)。
* 固体とは、鉄(てつ)などのように、しょうげきや熱(ねつ)をくわえても、形が変わりづらいもののことです。人間の目で見たり、さわったりすることもできます。
14 行
しょうか(昇華)、蒸発(じょうはつ)のように漢字と読みの順番が反対になっているのは誤植ではありません。なるべく小学校6年生までに習わない漢字を太字部分では使用しないように心がけたため、このような表記となりました。()内の漢字や読みは子どもたちにとっては、あくまで参考程度となるように考えています。
--->
* 固体から液体へ変化することを<
* 固体から気体へ変化することを<
* 液体から固体へ変化することを<
* 液体から気体へ変化することを<
* 気体から固体へ変化することを<
* 気体から液体へ変化することを<
最初の鉄、水、空気でたとえると、
[[ファイル:Foundry ladle pour.jpg|thumb|right|200px|鉄などの金属をとても高い温度まで熱すると、液体に変化します。]]
27 行
* 反対に、ドライアイスを水に入れたりして温度を上げると急げきに気体になろうとします。これが二酸化炭素のしょうかです。
{| style="background:#ddddff"
|- style="font-size: 1.5em;"
|実験をするときは熱いお湯で{{ruby|火傷|やけど}}や、低温のドライアイスで{{ruby|凍傷|とうしょう}}になったりしないように注意してください。また、二酸化炭素はたくさん吸うと人間の体に悪いえいきょうを与えて、ひどいときには意識をうしなったり、死んでしまうこともある、危険な物質のひとつです。たくさんの量のドライアイスを使って実験をするときは、特に注意してください。
|}
もちろん、ここで書かなかった物質にもこのルールは当てはまります。物質によって必要な圧力や温度はいろいろちがいますが、ほぼすべての物質が、圧力や温度を変えることで別の状態へと変化します。
|