「学習方法/高校政治経済」の版間の差分

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:[[高等学校政治経済]] > 学習方法/高校政治経済
 
== 国立大の入試傾向 ==
=== 国立大の大学入学共通テストでは公民は「倫理・政治経済」でないと受験できない場合がある ===
大学入学共通テストでは、地歴公民のうち2科目がよく要求される場合があります。このうち、共通テストで公民科目を選択する場合は『倫理・政治経済』という科目が、国立大ではよく要求されます<ref>おそらく、高校での単位数の問題もあり、4単位科目の『世界史』などと2単位科目の『政治経済』『倫理』とのバランスをとるため、大学入学共通テストでは、このようになっていると思われます。</ref>
国立大の大学入学共通テストでは、地歴公民のうち2科目がよく要求される場合があります。
 
なお、共通テスト公民科目で「現代社会<ref>2024年度より「公共」。「現代社会」も移行措置として2年続きます。</ref>」が選択できるかは、大学によります。傾向として、旧帝大や一橋大学などのいわゆる難関大では「現代社会」受験を認めてない場合もあります。たとえ理系学部の受験でも、共通テストで『倫理・政治経済』が要求されている場合がありますので、履修計画を建てる際は、気をつけてください。
このうち、共通テストで公民科目を選択する場合は、たいてい『政治経済』でなく『倫理・政治経済』という科目が、国立大では、よく要求されます。
 
=== 国立二次試験では、経済学部でも政治経済を使わない場合も多い ===
おそらく、高校での単位数の問題もあり、4単位科目の『世界史』などと2単位科目の『政治経済』『倫理』とのバランスをとるため、大学入学共通テストでは、このようになっていると思われます。
多くの国公立大の二次試験では、受験科目は国語と英語の2教科です。例外として、教員養成系の大学などで、国・英に加えて地歴公民を要求する場合もあります(数学選択の場合もあり)。たとえ経済学部や商学部でも、二次試験で『政治経済』を要求されません<ref>かつては一橋大学が「政治経済」を受験科目の一つとしていましたが、現在は他の大学同様「地歴」のみとなりました。</ref>。
 
そのため、国公立大学受験生の場合、「政治経済」は共通テストまでの学習と思っていいでしょう。
 
== 私立大学の傾向 ==
私立大学文系学部では「政治経済」を受験科目の一つとしていることが多いです。
 
一方で、私立大学に特有の「地歴・公民」に異様な知識量を求める傾向もあります。
共通テスト公民科目で『現代社会』が選択できるかは、大学によります。傾向として、難関大では『現代社会』受験を認めてない場合もあるので、気をつける必要があります。
 
たとえ経済学部や理学部・工学部の受験でも、共通テストで『倫理・政治経済』が要求されている場合がありますので、履修計画を建てる際は、気をつけてください。
 
 
=== 国立二次試験では、経済学部でも政治経済を使わない場合も多い ===
国立大の二次試験では、多くの大学で、主要科目は国語と英語の2教科です。2次試験が、この2教科だけの大学も多くあります。
 
例外として、教員養成系の大学などで、国・英に加えて地歴公民を要求する場合もあります。
 
たとえ経済学部や商学部でも、二次試験で『政治経済』を要求されて無い場合も多くあります。
 
 
 
=== 難関大学の試験科目では公民科目よりも歴史科目が多い ===
* '''入試で、「政治経済」ではなく「世界史」が要求される難関大学も多い'''
 
理由は、のちの節で解説。
 
なので大学受験を目指す場合、はたして自分は「政治経済」で社会科を受験する必要があるのか、いったん考えること。
 
高校では、公民系科目の必修科目として「政治経済」を習う場合があります。なぜなら大学受験科目としての出題されやすさが、公民3科目の「倫理」「現代社会」「政治経済」の中では、「政治経済」がもっとも多く出題されやすいのです。このため、進学校でも、公民科目の中では、政治経済を優先して教える場合もあります。
 
ですが、そもそも、公民科目そのものが、歴史科目と比べると、難関大学では出題頻度が低いのです。
 
なので、受験勉強においては、はたして「政治経済」および公民を、入試科目にするべきかは、よくよく考えましょう。
 
 
== 勉強法 ==
=== 基礎学習 ===
 
=== 入試対策 ===
=== ぶっちゃけいうと、あまりお勧めしない科目 ===
==== 共通テスト対策 ====
 最新の共通テストでは、高校生の教科書に全く登場しない用語がかなり多く出題されており、これらを6割以上取ろうと思ったら中学生3年生から学習しないとなりません。ですから共通テストでは文系でも理科(物理・生物)と地歴の中から(日本史・世界史・地理)を選択して受験することをお勧めします。ただし、<u>大学の経済学部や法学部に進みたい人、あと将来公務員試験の行政分野に進みたい人は話は別です。苦労してでも苦手でも全範囲覚えてください。</u>
大学入学共通テストの過去問を見ると、「価格の弾力性(2017年センター試験「政治・経済」本試験)」「ロバート・ダールのポリアーキー論(2021年共通テスト「政治・経済」本試験)」などのように、大学レベルの経済学・政治学の用語が設問文中に登場しています。こういう分野は、検定教科書では、紹介してない場合もあります。だからといって、大学の「政治学」「経済学」のテキストや大学生向け就職対策本を使う必要はありません。共通テストでは、そうした問いは誘導があります(消去法で解ける・明らかにおかしな表現が混じっている・図で直観的に解けるなど)。
 
そのため、まずは基礎的な用語の暗記と理解を優先しましょう。
=== 大学受験で政経が受験科目として要求される場合 ===
もし受験科目として「政治経済」が要求されてるなら、市販の参考書や政治学・国際関係・憲法のテキストで該当する分野を読みなさい。検定教科書だけでは、かなり情報不足です。
 
その上で、テクニックで解くために過去問演習を進めるようにしましょう。
なぜなら、検定教科書は、授業時間が少ないため、分析が浅く、ヘタすると中学の参考書あたりで習うレベルの復習となりやすいです。
 
しかし大学入試では、もっと知識的に突っ込んだ内容が出ます。例えば、共通テストでは政治学のロバート・ダールのポリアーキー論を知っていないと解けない問題が出題されました。なぜなら、他科目の受験生とのバランス、つまり「地理」科目や「世界史」「日本史」科目で受験する受験生とのバランスもあるので、'''中堅以上の大学で「政治経済」が入試に出る場合では、検定教科書レベルを大幅に超えた参考書レベルの内容が入試に出ます。'''
 
==== 私立大学対策 ====
 
== 以下未整理 ==
高校の定期テスト対策でも、参考書を読んで問題練習しておけば、良いでしょう。
 
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=== 大学レベルの経済学・政治学用語が大学入学共通テストで出題されている ===
大学入学共通テストの過去問を見ると、「価格の弾力性」「ロバート・ダールのポリアーキー論を具体例から並べる」などのように、大学レベルの経済学・政治学の用語が設問文中に登場しています(2017年大学入学共通テスト『政治・経済』本試験)。こういう分野は、検定教科書では、紹介してない場合もあります。
=== 政経が受験科目でない場合で、大学受験をする場合 ===
参考書を何度か通読し、それが終わったら、受験科目の勉強に以降するべき。