「小学校社会/6学年/歴史編/天皇中心の国づくり-飛鳥時代から奈良時代」の版間の差分

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:*:貨幣(お金)ができるまでは、[[小学校社会/6学年/歴史編/歴史の始まり#市|{{ruby|市|いち}}]]などで、欲しいものがあって、それを手に入れるには、米などを代わりに渡さなければなりませんでした('''{{ruby|物々交換|ぶつぶつこうかん}}''')。物々交換は、相手が欲しいものを持っていないと成立しません。また、野菜や果物、魚などは大量に手に入れても傷んだり腐ったりするので、長期間保管できませんし、工芸品はそれを保管する場所が必要になるところ、貨幣(お金)の場合、農作物などを大量に手に入れた時に売って貨幣(お金)で残しておけば、別の機会に、物を買うのに使えますから無駄がありません。
:*:しかし、日本では、貨幣(お金)は一般的なものにならず、物々交換が主で、貨幣(お金)による売買が一般的になったのは、これから、600年から700年後の話になります。
:*<span id="正倉院"/>東西の交流ー正倉院御物
:*:{{Ruby|東大寺|とうだいじ}}にある {{Ruby|正倉院|しょうそういん}} には、奈良時代の美術品や、{{Ruby|聖武|しょうむ}}天皇が愛用した道具などがおさめられています。これらは、{{Ruby|正倉院御物|しょうそういんぎょぶつ}}<ref>「{{Ruby|御物|ぎょぶつ}}」とは、天皇の物について、天皇を尊敬していうことばです。</ref>と呼ばれますが、遣唐使が唐から持ち帰ったものなども多く、しかも、唐は国際的な国であったので、遠く西のペルシア(現在のイラン)あたりから伝えられたものもあり、世界的に大変貴重なものとなっています。
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