「囲碁/囲碁とは」の版間の差分

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==ゲームの概要==
[[Image:Go board.jpg|thumb|囲碁]]
詳細は、ルールで説明し、ここでは大まかな囲碁の特徴を説明する。
 
初心者向けに、しばしば、囲碁は黒と白が地の大小を争うゲームであるといわれる。実際、戦争の領土争いと囲碁には、著しい類似性が見られるだろう。石を兵力に例えるとなおさら分かりやすい。
 
黒と白が、できるだけ効率良く石を配置して、相手が地を作りにくくして、自分はできるだけ大きな地を確保しようとする。しかし、地を「囲う」というイメージよりは、戦いに勝つことによって領土を確保するというイメージのほうが正しい。
 
ポイントは石の[[w:死活|死活]]である。相手の石を取り囲むと、それを捕虜(これを'''ハマ'''という)として取り上げることが出来る。逆に、相手が囲おうとしているところに石を突入させて('''打ち込み''')生きてしまえば、そこは自分の地となる。また、相手が地だと思って囲っている壁の一部を、国境を侵害するように切り取ってしまえば、地はそれだけ減ってしまう。
 
このように、大まかに囲っている地域(これを'''模様'''という)と最終的な地との間には大きな違いがあり、ゲームの進行と共に、景色が大きく入れ替わる。相手の地や捕虜と自分の地や捕虜を交換する'''フリカワリ'''というテクニックもある。
 
戦争で条約締結まで領土が確定しないのと同様に、終局するまでは、地は確定しない。最終的に相手の石が生きることができず、かつ境界が破られないような領域が地となる。
 
地の面積とハマ(捕虜)の数の和の大小によって勝敗を争う。形勢判断などでは、この和の数値のことを地というため、例えば、黒地○○目、白地○○目などというときは、この和のことを言う。
 
なお、中国ルールでは、ほとんどの場合、日本ルールと勝敗判定は変わらないが、イメージは異なる。まず、ハマは「死ぬ」。すなわち資産価値がない。その代わり、盤上に置かれた石一つ一つに価値がある。つまり、地と盤上の石の和を自分の点数とする。
 
==ルール==