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==対局の進行==
===序盤===
通常、対局が始まるとしばらくは[[w:布石|布石]]が行われる。大体の場合は碁盤の四隅に打つ事から始まる。なお初手を四隅に打つ場合は、慣例的に右上隅に打つ。
 
*三々(さんさん) - 碁盤の隅から3・3の位置の事。地に対して最も堅い手であるが中央への働きが弱い。
*小目(こもく) - 碁盤の隅から3・4あるいは4・3の位置の事。古来から布石の基本とされる。
*[[w:星 (囲碁)|星]](ほし) - 碁盤の隅から4・4の位置の事。現在の布石の花形。特に初心者はこの手より始める事が多い。
*目外し(もくはずし) - 碁盤の隅から3・5あるいは5・3の位置の事。相手の作戦をくじくための物として打たれることが多い。
*高目(たかもく) - 碁盤の隅から4・5あるいは5・4の位置の事。
*五の五(ごのご) - 碁盤の隅から5・5の事。
*大高目(おおたかもく) - 碁盤の隅から4・6あるいは6・4の位置の事。
*[[w:天元|天元]](てんげん) - 碁盤の中心。中心に打つため四方全ての向きからのシチョウに有利とされるが、五の五・大高目とともに未だあまり研究が成されていない。
 
===中盤===
中盤は死活の絡んだ'''戦い'''になる。互いに[[w:死活|死活]]がはっきりしていない弱い石を意識しながら打ち進める。
 
中盤でもっとも重要な概念は、'''厚み'''と'''実利'''であろう。全局的に影響が及ぶような石の配置を厚みといい、それに対して、局所的に地になりそうなところを実際に地とみなしたときの利益を実利という。経営で言えば、厚みが長期、実利が短期である。このバランスが重要である。とりわけ厚みは、使い方、またその効果の評価が難しく、コンピュータ囲碁プログラムにとって最大の難関の一つである。
 
中盤は、もっとも作戦が富んだところである。基本的な構想をいくつかあげると:
*相手の弱い石を攻撃して、地模様をつくるのに役立つ厚み(壁)を作る
*相手の石をとる
*自分の石を捨てて('''捨石''')、別のところで利益を得る
*打ち込んで生きる
などがある。
 
===終盤===
[[w:ヨセ|ヨセ]]は双方共に、死活の心配がなくなった状態の事を言い、大まかな領域線を決める'''大ヨセ'''と細かい一目・二目で争う小ヨセに分かれる。プロならば小ヨセの段階で勝敗が解るのは極自然である。
 
[[Category:ゲーム|いこ]]
[[Category:囲碁|*]]
 
[[en:go]]
[[de:go]]