「ゲームプログラミング」の版間の差分
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→ポリコレ規制: 赤十字のマークは国際常識・国際条約として赤十字の当局以外は使用禁止です。ゲームではないですが、赤十字にそっくりのマークをデザインしたグッズの回収騒ぎなども実際に発生しています |
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海外プラットフォームで販売・配布したい場合、「ポリティカル・コレクトネス」(政治的な正しさ)といわれる、海外の公序良俗の基準に配慮する必要があります<ref>『ゲーム作りの発想法と企画書のつくりかた』、P.235</ref>。
ドラゴンクエストのファミコン時代、海外輸出の際、教会での描写を変更しなければいけなかったことがありました{{要出典}}。これは、岡田斗司夫氏の YouTube放送でも話題にされています{{要出典}}。教会の描写で、神父とシスターが同じ建物で仕事をしていた{{要出典}}。これが問題になったらしい{{要出典}}。カトリックでは妻帯禁止ですし、男女が同じ場で働く描写がよくないようです{{要出典}}。
▲当初、ドラクエ開発者は「ドラクエの教会の描写はキリスト教ではなくドラクエ作品内の独自の宗教」という言い訳をしようとしましたが、しかし教会の裏にある墓地が十字架のマークでしたので、「十字架はイエスの磔(はりつけ)のマークでありキリスト教のシンボルマークだ。十字架の墓標がキリスト教ではないという言い訳は通用しない」と、輸出先国の協力者にそう指摘され、その言い訳も通りませんでした。
また、十字架
▲結局、日本のドラクエ開発者たちは輸出にあたり墓地か教会内の人物のどちらかを直す羽目になったそうです。
▲十字架ついでに言うと、赤十字のマークは国際常識・国際条約として赤十字の当局以外は使用禁止です。ゲームではないですが、赤十字にそっくりのマークをデザインしたグッズの回収騒ぎなども実際に発生しています。
岡田の放送ではなくまたマンガ業界の例ですが、マンガ「ダイの大冒険」というドラクエ世界観のマンガ電子書籍版と2022年版アニメで、六芒星(ろくぼうせい)の魔方陣で魔物を召喚使用とする描写が修正されています。直接的な理由は公表されていないものの、六芒星はイスラエルのシンボルマークだからなどの理由がネットではよく指摘されます。▼
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欧米の判断基準が、アジア諸国やアフリカの生活習俗に合致しない場合も多いのですが、欧米のIT大企業はその欧米基準での規制が政治的に正しいと考えているでしょう。「日本では、少し考え方が違う」と言っても、通用せず規制される場合も多い。
共産党の機関紙『赤旗』がドラゴンクエストの職業について、「女性は回復職などの補助役割が多く、保守的な職業観、男女観ではないか?」と、指摘したことがあった(らしい){{要出典}}。
▲なお、共産党の機関紙『赤旗』がドラクエの性別描写に「女性は回復職などの補助役割が多いから性差別的」だとかの内容の文句をつけた事件があるのですが、そもそもドラクエ1~3の元ネタのウィザードリィ・シリーズでは僧侶(ウィザードリィでは「プリースト」)の職業は物理攻撃力・防御力もそこそこ高い前衛職です。
▲ 戦士・サムライ・僧侶・(ここまで3名が前衛) 盗賊・ビショップ・魔法使い (うしろ3名が後衛)
がウィザードリィでよくあるパーティ編成です。
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プレイヤーによって、僧侶と盗賊の位置が入れ変わったり、ビショップと魔法使いの位置が入れ替わったりしますが、基本的に、僧侶は盗賊と同格の物理攻撃力・防御力です。
メイスやフレイルといった鈍器を振り回すのが、ウィザードリィの回復職のプリーストです。ドラクエもそれを踏襲しており、僧兵みたいに「鉄の槍」
ゲームだけでなくテレビアニメでも、漫画ワンピースの海外アニメ版では、主人公側の若者がタバコを吸っているシーンをアメ玉に作画を変えられたり、ドラゴンボールに出てくるミスターポポという肌の真っ黒なキャラクターの肌を青く書き換えたり、色々な例があります。
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