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wiki「反証可能性」
コロナの後知恵ニワカと同様、アニメ・マンガ文化も95年のエヴァのヒット以降、後知恵ニワカの知ったかぶりがヒドい。ここで自称アニメファンの歴史捏造をただす。
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なんの違いも無い。
 
== 自称アニメファンの歴史捏造をただす ==
コロナの後知恵ニワカと同様、アニメ・マンガ文化も95年のエヴァのヒット以降、後知恵ニワカの知ったかぶりがヒドい。ここで自称アニメファンの歴史捏造をただす。
 
90年代前半にあったとされる「オタク差別」って、今で言うキモメン差別のことで、アニメ差別じゃないよ。
 
「オタク文化」をアニメ・マンガ・ゲームと言い出したのは、あれは96年くらいにアニメ評論家の岡田斗司夫が言い出したことにすぎず、90年代前半当時の「オタク」の言葉の意味とは違うので。90年代の前半当時、「オタク」の意味はどっちかというとアイドルマニアが近い。実際、芸人の宅八郎がそういうイメージで芸能活動してたし。まあ、語源的には「オタク」はコミケで同人誌とか売ってたヤツのことなんで岡田の定義にも一理あるが、しかし95年以前は普及していなかった定義。
 
実際、私の周囲では、アニメファンの同級生女子が90年代前半、「オタッキー」という言葉を「ネクラ」みたいなニュアンスでそういう意味で使ったことある。自分らアニメファンのことだとは思ってない様子であった。サブカル評論家のコラムニスト・竹内義和が岡田以前の「オタク」をどう言おうが、そんな評論家自体、評論マニアにしか知られてないわ。私はゴーマニズム宣言で始めて竹内を知ったくらい。
 
90年代前半、仮面ライダーなんて当時はオッサン以降(団塊~バブル世代あたり)しか知らない時代遅れの作品だけど、でもパロディの仮面ノリダー(とんねるずの番組中の特撮っぽい寸劇)がウケた時代だし。
 
ゲゲゲの鬼太郎で有名な水木しげる作品の「あくまくん」のパロディで、ナン魔くんなんてウッチャンナンチャンのパロディ劇もあったし。
 
 
90年代の初めのころのTVアニメって、ジャンプアニメ、スポコンアニメとかの全盛期だから、「アニメ視聴して差別された」って事例はマイナーよ。
「主語がデカい」ってヤツ。あるとしたら、せいぜいOVA差別とかエロマンガ・エロゲー差別とか。
 
実際、エヴァンゲリオンが95年にヒットするまで、「TVアニメではジャンプやサンデー・マガジンものしかウケないと思われてた」通説がエヴァのヒットで覆されたって、と学会あたりに評論されてたくらい。
 
それですら、95年以前にもジャンプでOVA版ジョジョとかOVA版ファイナルファンタジーとかの宣伝もしてたし(ヒットしなかったが)、まあ、そういうの。OVAについてもテレビでOVA版ロードス島戦記とか放映されてたし。宇宙皇子(うつのみこ)をどこかで見たなあ。
 
90年代前半の当時のチビッコが必ずしもジャンプを定期購読してるわけではなく、たとえば同級生ではアニメ版のドラゴンボール見てるけどジャンプ買ってない子もちらほら見た。我が家は金持ちだから兄弟がジャンプ買ってたけど、世間はそうではないので。
 
80年代には「東映まんが祭り」とか言ってたのが90年代には「OVA」という単語が少年ジャンプに出るくらいにはアニメが独自の文化として認知されてたくらい。
 
NHkで1990年のナディアの前あたり、アニメ三銃士って作品があったんですが、うちの小学校に警察の音楽隊の人たちが吹奏楽で演奏しにきてくれて、アニメ三十四のOP曲の演奏をしてたくらいの時代ですよ、うちの小学校では体育館で。たぶん他校でも同様に巡業してたんだろう。
もうその時代からアニメはそこまでの権威があった時代。
 
スポコン作品の流行についての事例は、うちの周囲では、バスケ部(小中)のヤツがスラムダンクのページの切り抜きをファイルに入れてたなあ。なんかそれ見て部活の気合を入れるらしい。
 
地域によって文化の差はあるだろうけど、少なくとも東京の小中学校は私の近辺ではこんな感じだった。
 
 
なお、95年当時、サンデーで名探偵コナンが連載開始したあたりで、私の身辺ではヤンキー不良が学校(小中)にコナンの単行本1巻を持ち込んでたなあ。そういうのよ。
 
こういう状況なので、「サンデー読んでてイジめられた」とか、どこの世界の出来事よって思う。80年代はどうか知らないが少なくとも90年代前半では、あるとしても稀有な事例。コナン連載開始の少し前、少年マガジンで推理モノの金田一少年がドラマ化して一般層にもヒットしたので、ヤンキーとかもコナンを読む土壌が出来上がってたくらいだし。
 
91~94年ごろガンダムを見てたメイン層は、女性ではなく男児だし(SDガンダムとかGガンとかあったので)、なのに「ガンダムの主要ファンは女性」とか知ったかぶり言うニワカも多いし(それは初代ガンダムとガンダムWの話だ)。
 
なぜそんなことを覚えてるかというと、周囲の男子同級生が下ネタで、Gガンダムの決め台詞「俺のこの手が真っ赤に燃える」をパロって、「俺のチンコが真っ赤に燃える」とか言ってて、その後もなんか下ネタの口上を続けてたので、まあ覚えてる。なにが女子人気だかニワカが。
 
 
うちの周囲でオタク文化関連のイジメを見たのは、学校にスレイヤーズの小説の単行本を貸し借りのために持ってきた後輩(部活のバトミントン部の後輩)が、イジメっこに単行本を破られたってヤツ。でも後輩は「オタク差別」という文脈では話さなかったなあ。単に「イヤなヤツが嫌がらせをしてきた」くらいのニュアンス。
 
なお、ジャンプ・マガジン系でないアニメ絵、いわゆるオタク系のアニメ絵は、スレイヤーズなどのコミカル系の絵柄のもあったが、しかしどっちかというとリアル系が主流だった90年代前半。ほら、なんかロードス島戦記とかOVA版・飢狼伝説とかアニメ版スト2とか、なんかああいう路線だったんですよ90年代序盤のアニメ絵の流行が。
 
オタク向けアニメのスポンサーの角川書店が当時90年代前半、ロードス島とかアルスラーンとかサイメビとかのリアル絵の方向性だったんで、あんまエヴァ的な美少女アニメっぽいの関係ない。
 
あ、97年ころ近所のオモチャ屋で、エヴァのグッズを欲しがる小学生の男児に、その子に親が「少女アニメでしょ? 違うの買うほうがいいでしょ」って言ってた。エヴァの絵柄はオタク絵ではなく少女アニメに見えるのが一般層ですからね。自称アニメファンの歴史捏造主義者のサギ師どもは知ったかぶりしないように。
 
スト2でチュンリーを使ってた男子が「オカマ」とからかわれたのは小中でよく見たが、それアニメ差別の有無とは直接の関係ない。
 
90年代前半の時点で、金田一とか東京大学物語とか、マンガ原作のドラマとかもあったんで、「マンガを読んでてイジメられ」うんぬんってのは違和感だし、まあネットのデマ屋・運動屋の作り話だろう。
 
なお、東京大学物語があったので、ヤングジャンプとかヤンマガよりもスピリッツを立ち読みする土壌もあったくらい。当時まだヤングジャンプのサラリーマン金太郎はドラマ化してないし。
 
私が独協高校に通ってた時、小中ではマンガを描いてた同級生を見かけたけど独協では見かけなくなったので、偏差値の高い連中はアニメやマンガの創作をしなかったのが多いかもしれないが、しかしそれは偏差値の高い人が単に受験勉強ばかりしてるのが実態って話であり、オタクのイジメどうこうとは関係ない話題。
 
そもそも少年ジャンプで90年代前半の時点でもう「るろうに剣心」っていう、なんか昨今のアニメキャラみたいな頭デカくて瞳の大きいキャラの作品が連載してたのが90年代の前半だし。
 
だから絵柄どうこうでファンがイジめられるのはそれこそスレイヤーズくらいに差別化の激しい絵柄でないと、もう成り立たない時代に90年代前半で到達してたほど。
 
そもそもエヴァンゲリオンっぽい絵柄はテレビでもうNHKが1990年ごろにナディアで放映してたわけで(エヴァとナディアのアニメ制作会社が同じ)。エヴァ・ナディアっぽい絵柄のほうが実は90年代前半では一般層向けであり、そもそもジブリ絵が元ネタだし、だからマンガ雑誌でも絵柄の似ている漫画家さんがチラホラいるわけ。YAWARAの作者さんとか、セクシーコマンド外伝の作者さんとか、サザンアイズとか、ほら色々と。
 
そういうジブリ系統の絵とは差別化しようと思ってか、ロードスとかスレイヤーズとか、ああいう模索的な絵柄が始まったんじゃないかねって思うくらい。
 
 
90年代当時の雑誌のコラムとかラジオ放送とか、真に受けちゃダメよ。95年以降の事例だけど、「あしたのジョー」作者が死んだとき、NHKテレビで生前のちばさんの発言を特集してたんだけど、他局のラジオ(アニメ系ラジオ)でちばさんのインタビューと同じこと言ってる自称「ファン」がいたから。ラジオ局が取材のために、ウソ情報で「リスナ-の意見ですが」とか流すんですよ。おいおい、ちばさん死んでるって、死人がラジオ聞けないって。
 
2010年以降だけど、大学教育問題の放送で、ある女子大には経済学部がないのに「○○女子大の経済学部3年生のAさん」みたいにマスコミがモザイク紹介して、ネットでツッコミされた事例もある。
 
要するに、アニメ雑誌やアニメ系ラジオなどのマスコミは取材などの都合でウソをつく。そして、95年のエヴァのヒット以降、それ以前はオタク産業なんて目もくれなかった層が、オタクを自称だし、そいつらがアニメ雑誌などのマスコミのウソを真に受けた。
 
WW2戦後に平和主義者ヅラするウソツキみたいに、平成もウソつき野郎のほうが人数が多いので既成事実化されるけど、ウソはウソです。大体、ゲームボーイのサガ・シリーズの絵柄が典型的アニメ絵だしねえ。
 
他、有害図書規制運動とか90年代前半はあって、遊人(マンガ家さんの名前)とか話題だったし、当時のゴーマニズム宣言でも遊人さんの名前が取り上げられるくらいには知名度あったし、私も学校でヤンキーが遊人さんのエロマンガを回し読みしてるのを見た。
 
でもそれはオタク差別うんぬんとは別問題。ポルノ規制とか自主規制問題とかの問題。ゴーマニズム宣言の小林よしのり自身が、当時の小林の連載で乳首シーンとかが規制されたって報告をゴー宣であげているくらい。なお、小林はオタク差別をしてた側であり、具体的にはガンダムとかをイメージ例にして批判してる(当時のゴー宣で確認できる)。なので、まあアニメ差別はあったと思うが、そもそも小林自体がマイナーだし、小林にも小林の感想を言う自由があるからねえ。その小林もアニメ会社を設立したし、むしろ当時はそういうアニメ投資ブームの側面もあった。だから他クリエイターだがOVAとかあったし、ジャンプ作品などもジョジョとかOVA化したくらいなんであって。
 
要するに、95年のエヴァのヒット以降にカネの匂いでアニメ産業に参入してきたニワカ連中が、岡田斗司夫の理屈を真に受けただけ。でも今でもそいつらニワカどもが商業の世界でカネを動かしてるので、ウソが既成事実化されている。小中学生の子供はそもそも18禁ゲームなんて買えないから関係ない子が大半なのに、「そのファンでイジめられた」とか言い出すウソツキも多いからねえ。
 
なお、宮崎事件で実際に規制されたのは、ホラー産業。ジェイソンとかフレディとかアレ。これは当時のゴーマニズム宣言で確認できる。評論家の中にはアニメの悪影響がどうこう言ってた人がいたのかもしれないが、少なくとも私の周囲の小中学校ではその評論家の影響の大きさを確認できていない。
 
不良が遊人を読むわ名探偵コナンを読むわ、アニメファンの同級生女子がアイドルオタクを差別するわ、警察の音楽隊がアニメ三銃士を体育館で吹奏楽演奏するわ、、自称「オタク」の通説とは逆。
 
これは私の体験なんで、文句を言われる筋合いがない。テレビ朝日の朝生で評論家がアニメの悪影響うんぬん言ってたらしいが、当のテレビ朝日がアニメ番組を流してるからねえ。
 
文句をつけてくる連中に、当時の自身の体験を語れるヤツを見たことない。そういう身体性のなさが気持ち悪い。「あんた本当に日本人? 当時は外国(中国韓国)にいたんじゃないの? 外人がカネの匂いで日本の古参のアニメファン面してんじゃないの?」って思う。
 
 
根本的には、生産者サイドの漫画家やアニメーターなどの内情は知らないが、少なくとも当時の東京の小中学生といった消費者サイドでは「消費者サイドではアニメファンはテレビっ子というメジャー文化の消費者の一種にすぎず、イジメをする側の者も含まれていた」のが実情。
 
マイナー層が見てたのはアニメではなく、マイナー向けのゲームとか(当時、女神転生すらマイナーだった)、マンガならヤンマガとかもマイナ-だった(否中のブームまではヤンマガはマイナー)。
 
アニメとかマンガ「東京大学物語」とか見てた同級生に、スーファミのソフトの貸し借りで、真・女神転生を貸そうとしたら、「あ、英語も多くて難しそうだからイラナイ」って断られたくらいには女神転生はマイナーだし、アニメファンはそんなゲーム文化なぞ理解する気はないのが実情。なお、メガテンを断った彼はロマサガ1を購入してクリア済み。そういうの。英語が多いゲームはそれほどまでに嫌われる。別の同級生はイース3(スーファミ版)が同じ理由(英語が多いのはイヤという理由)で貸し借りを拒否された。その彼もロマサガ1は購入してクリア済み。
 
 
アニメファンやらマイナーな漫画ファンの中にも不良やイジメッ子は普通にいたし。だからドラクエ3はカツアゲされる。スト2関連もよく被害にあったと聞いたなあ。私が聞いたのは、地元のゲーセンでスト2が違法プレイされたって聞いた。本来なら50円入れないとプレイできないんだけど、筐体を蹴ってコイン機に衝撃与えて誤認させてスト2をプレイする不良のハナシを聞いた。
 
むしろ、当時のなんのエビデンスも出さずに「ネットでアニメファンが95年以前は差別されたといわれてるから差別されたに決まってる。空気よめよ」みたいなエビデンスなしの押し付けをする連中の発想こそ、まさにイジメッ子の行動パターンなのが実情だろう。
 
 
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