「学習方法/高校日本史」の版間の差分

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→‎歴史マンガの活用: 小学館版の新版情報追加。
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日本史の全体像を把握するのに大変便利なのが歴史マンガである。マンガという媒体のおかげで、読み進めるのもスムーズであるし、歴史における「ストーリー」をキレイに整理しているため、全体像をつかみやすい。特に日本史が苦手な生徒は、恥ずかしがらずに歴史マンガからはじめよう。もちろん、歴史が好きな生徒ならばより興味をもって読めるだろう。高校生ならば、以下が定番でありおススメである。どちらを読み進めよう。
 
*『学習まんが少年少女日本の歴史(旧版)』(小学館)
**日本史マンガの定番。基本的に小学生を対象としているが、中学受験から大学受験まで使える幅の広さが魅力。
**監修がしっかりしており、作者の力量もあった。そのため、複雑怪奇なことで知られる南北朝の争いを手堅くまとめているなど、コンパクトでありながら良質。人物事典や施設・資料館事典もついている。
**古代から江戸時代までが充実している半面、近現代史はやや薄い。なお、現代史にとんでもない捏造があるのだが……それについては各自調べてほしい。
**場合によっては学校図書室や公立図書館にも置かれている可能性があるため、財布にもやさしい。
**<s>作者のあおむら純氏・監修の児玉幸多氏が二人とも亡くなっているため、20巻以前(当初に発売された部分。昭和まで)の修正がほぼ絶望的。</s>
**'''2022年、『小学館版 学習まんが 日本の歴史』が発売され、内容が一新された'''。
*『学習まんが日本の歴史』(集英社)
**小学館とならぶ定番だが、内容的にはこちらの方が大学受験向き。何度も大幅なバージョンアップが行われていて、最新学説も積極的に取り入れられている。