「中学数学1年 平面図形」の版間の差分

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:※ 検定教科書によって、「対頂角」を"向かい合う角"と表現しているが、理解に苦しむところである。また、2本の線分でも、一方の端点を共有していれば、他方の向きにそれぞれ延長して半直線を成すことで、角を考えて良い。
 
角を文字で表す場合は、記号''' <math>\angle</math> '''を用いて、∠の記号のあと、2本の辺の向きで頂点を挟んだ 3文字を並べて表すことにする。例えば右図の角は、<math>\angle \mathrm{ABC}</math> だとか <math>\angle \mathrm{CBA}</math>
: <math>\angle \mathrm{ABC}</math>
だとか
: <math>\angle \mathrm{CBA}</math>
というように表す。
 
角の辺が 2本の半直線や線分からできているときに限って、頂点を表す文字だけで表すことができる。さきほどの図形の場合なら、角 <math>\mathrm{ABC}</math> は、単に <math>\angle \mathrm{B}</math> と表してよい。この方法は、複数の角が共通の頂点をもつ場合には使えない。複雑になるようなら、アルファベットの小文字を使って ∠ <math>b</math> と定義することもできる。
いずれの場合でも、 <math>\angle</math> の記号は必要。さらに、小文字のギリシャ文字で角やその大きさを指して定義することも広く行われている。