「中学受験社会/歴史/中巻」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
椎楽 (トーク | 投稿記録)
→‎室町幕府のしくみ: 足利氏家系図追加
椎楽 (トーク | 投稿記録)
→‎室町文化: 草取り・推敲
392 行
==== 北山文化 ====
[[ファイル:Kinkaku3402CBcropped.jpg|thumb|300px|金閣。]]
義満は <big>'''金閣</big>(きんかく) という建物(たてもの)'''京都の北山(きたやま)に建てさせす。金閣は公家・武家・禅宗の建築様式をとりいれ、表面を金箔で覆った建物です。
義満のころの室町時代の文化を 北山文化(きたやまぶんか) と言います。
金閣は、金箔(きんぱく)が貼られた豪華な建物です。
==== 東山文化 ====
 
また、[[w:猿楽|猿楽]]師の[[w:観阿弥|観阿弥]]・[[w:世阿弥|世阿弥}}の親子を支援しました。世阿弥は後に[[w:能楽|能楽]]の大成者とよばれるようになります。
[[ファイル:Ginkaku-ji after being restored in 2008.jpg|thumb|200px|銀閣(東正面)]]
 
こうした義満のころの室町時代の文化を 北山文化(きたやまぶんか) と言います。
義政が京都の東山(ひがしやま)に '''銀閣'''<ref>銀閣には銀箔(ぎんぱく)は、はられていません。なぜ「銀閣」とよばれるのかはいろいろな説があります。</ref>(ぎんかく) を建てました。
 
==== 東山文化 ====
この義政の時代のころの文化を <big>東山文化</big>(ひがしやま ぶんか) という。
[[ファイル:Ginkaku-ji after being restored in 2008.jpg|thumb|200px|銀閣(東正面)]]
 
* 書院造(しょいんづくり)
[[ファイル:Takagike Kashihara JPN 001.jpg|thumb|400px|書院造(しょいんづくり)]]
:※ 書院造の見やすい画像が無いので、ウィキペディア日本語版や外部サイトなどで書院造りの画像を見て下さい。
 
義政が京都の東山(ひがしやま)に '''銀閣'''<ref>銀閣には銀箔(ぎんぱく)は、はられていません。なぜ「銀閣」とよばれるのかはいろいろな説があります。</ref>(ぎんかく) を建てました。
書院造(しょいんづくり)という、建築様式の室内の様式が出てくる。
特徴は、
:違い棚(ちがいだな)という、棚が段差になった棚がある。
:障子や、ふすま、がある。
:畳(たたみ)の床(ゆか)
など。
 
また、銀閣のある慈照寺にある{{ruby|'''東求堂同仁斎'''|とうぐどうどうじんさい}}は{{ruby|書院造|しょいんづくり}}とよばれる様式の部屋です。違い棚(ちがいだな)という、棚が段差になった棚・障子・ふすま・{{ruby|畳敷|たたみじ}}きの床があるのが特徴です。これが、今日の和室につながっていきます。
これが、今日の和室(わしつ)の様式に、つながっていく。
[[ファイル:Takagike Kashihara JPN 001.jpg|thumb|400px200px|書院造(しょいんづくり)]]
 
書院造の部屋で作法にしたがって茶を飲む、'''茶の湯'''が始まりました。
代表的な例として<big>東求堂同仁斎</big>(とうぐどうどうじんさい)の部屋が、書院造の部屋で有名である。
 
* 水墨画
[[ファイル:SesshuToyo.jpg|left|thumb|180px|水墨画。秋冬山水図のうち秋景(東京国立博物館)]]
[[ファイル:Portrait of Sesshu.jpg|thumb|220px|雪舟自画像(模本) 、重要文化財、藤田美術館]]
中国大陸から <big>{{ruby|'''水墨画</big>('''|すいぼくが}}が日本に伝わる。<big>り、{{ruby|雪舟</big>(|せっしゅう}}などの水墨画の画家がでてくる。水墨画のことを墨絵(活躍しまみえ)ともいう
べつに雪舟が始めたわけでなく、すでに義満の北山文化のころから如拙(じょせつ)や周文(しゅうぶん)らが水墨画をしていた。
 
また、庶民の間では『浦島太郎』や『一寸法師』などの{{ruby|御伽草子|おとぎそうし}}とよばれる物語が広がりました。
* 茶の湯
書院造の部屋で、おちついた作法にしたがって茶を飲む、<big>茶の湯</big>(ちゃのゆ)が始まる。茶の湯は、今(2014年に執筆。)でも茶道(さどう)として、受け継がれている。
 
この義政の時代のころの文化を <big>'''東山文化</big>(ひがしやま ぶんか) '''ます
* 御伽草子(おとぎそうし)
御伽草子(おとぎそうし)が民衆の間で流行した。
『浦島太郎』(うらしまたろう)や『一寸法師』(いっすんぼうし)などがある。
 
===戦国時代の始まり===