「高等学校国語総合/漢文/臥薪嘗胆」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
MathXplore (トーク | 投稿記録)
 
26 行
 
子胥(ししょ)は、「だめです。(=越王・勾践を許してはいけない。勾践は殺されるべき。)」と(呉王に?)言った。
ところが、宰相(さいしょう)の伯嚭(はくひ)が、越からの賄賂を受け取り、夫差を説得して越王を許さて(越王を釈放させて)しまった。
勾践は、国(=越)に戻り、(復讐心を忘れないようにするため、苦い味の肝(きも)を嘗め(なめ)られるように、獣の)肝を寝起きする場所に吊るしておき、(寝起きする)そのたびに肝を見上げて嘗めて(なめて)言うには、「おまえは会稽で受けた恥を忘れたのか?」と(自分自身に、越王・勾践は、寝起きのたびに)言った。
(王自身は軍事に専念できるように、経済・司法などの)国内の(非・軍事の)政治はすべて大夫(=役職名、大臣みたいなもの)の文種に任せて、(越王自身は)范蠡(はんれい)と一緒に軍隊を訓練したりして、呉を攻略するための計画(=軍備増強や、作戦づくり、など)に専念した。