「Wikibooks:削除されたページの復帰」の版間の差分
たたき台 |
(相違点なし)
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2005年3月5日 (土) 22:22時点における版
素案です。
管理者の機能として、ページの削除とともに削除されたページを復帰させることができます。このページでは復帰の機能にまつわる事項とその方針を纏めます。
基本的事項
管理者の削除機能により削除されたページは、データベースの archive テーブルに移され、一般の利用者からは不可視となりますが、データが archive テーブルに存在する間は管理者権限を持つ利用者からは閲覧が可能です。
管理者は既に削除されて archive テーブルにある各ページの全部または一部の版を復帰させることができます。
特定版の復帰機能
管理者は削除された版の内、特定の版のみを復帰させることができます。しかしこの機能はもっぱら特定版の削除を行うために存在する機能であり、特定版の復帰のみを単独で行うことは認められません。
復帰の方針
復帰の方針について、大きくは 2 つに分かれるでしょう。
- 法的な問題を含まない削除案件について
- 法的な問題を含む削除案件について
法的な問題を含まない場合
法的な問題を含まない案件については、妥当な理由が添えられる限りにおいて、復帰を行うことを基本とします。
即時削除に対する復帰
即時削除された案件については、削除に問題があるという論旨の提案があれば、管理者個人の裁量を以って直ちに復帰することができるものとします。
即時削除に対する復帰は、そのページが再び即時削除・あるいは削除が行われることを妨げるものではありません。削除が妥当であると判断されれば再び削除されます。ただし、複数の管理者間で削除・復帰合戦が行われることは好ましくなく、したがって意見の対立が見られる場合は削除依頼の手続きに掛けるということになるでしょう。
また、即時削除した時点では気付かず、後になって法的案件であると判明した場合については、法的な問題を含む案件として復帰を行わないものとします。
通常削除に対する復帰
コミュニティの合意によって削除された案件については、それを覆すに足りる論拠・証拠によって復帰の提案がなされたのであれば、事実確認を以って復帰を行い、復帰後ただちに通常の削除依頼の手続きにしたがってコミュニティの合意を再形成するものとします。
法的な問題を含む場合
著作権侵害の疑いなど、法的な問題があって削除されたものについては、復帰を行わないことを基本とします。これは、復帰を行うことにより他者への法的問題を幇助することになる虞を取り除くためです。ただし、削除することによって GFDL 違反などの問題が起きているという場合には、復帰を行うことがあります。
権利を侵害されたとされる方から内容の確認を求められた場合などについては、メールによる開示など復帰ではない方法による確認を検討するのが良いでしょう。
特定版削除
特定の版のみを削除しようとする場合、履歴の連続性が問題となります。つまり、削除しようとする版以降にその改変物と見なされる版が存在すればであればそれらも全て削除の対象としなければなりません。これは、ウィキブックスで採用しているライセンスである GFDL が変更履歴の保持を要求するためです。