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近代心理学の歴史はヴントに始まる。ヴントはそれまでの哲学的な心理学に変えて実験的な心理学を打ち立てようとした。内観と呼ばれる心理状態を観察する方法を行った。様々な感覚が統感によって統合されるとした。
ドイツのヴェルトハイマー、ケーラー、コフカらは要素還元主義的なヴントの心理学を批判し、全体性を強調するゲシュタルト心理学という分野を打ちたてた。
アメリカのワトソンはヴントの内観という方法を否定し、客観的な刺激と反応によって心理学を研究するべきだと主張した。行動主義心理学と呼ばれる。
フロイトは精神分析という技法を創始した。 ユングやアドラーなどはフロイトから離反していった。 精神分析のフロムやホーナイに代表される新フロイト派などがある。
精神分析はその後アイゼンクなどによって批判されることになる。