「センター試験 地理B対策」の版間の差分

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地理は同じ地歴科目である世界史・日本史に比べて暗記事項が少ないとされ、短期間で得点アップが可能な科目である。ただし9割を超える得点を狙う場合は、世界史や日本史よりもリスクが大きい。また一般的に日本史や世界史よりも単純に暗記で回答できる問題よりも独特の地理的思考・センスが必要な場合がある。その例として図表やグラフの読み取りが多い。また経年による問題傾向・内容の変化もほとんど見られないため、過去問を中心に演習を行うのがよい。
 
図表やグラフの読み取りが多く、経年による問題傾向・内容の変化もほとんど見られないため、過去問を中心に演習を行うのがよい。
センター試験地理Bの学習を始める場合、必ず必要なものは地図帳、統計集、参考書である。毎日の学習では普段から手元に置き、地図で位置を確認し書き込んだり、統計をチェックしたり、わからない用語や事項はすぐに参考書で調べたりできるようにしておくことが大切である。このように普段からこまめに確認する癖をつけておき、地理的思考・センスを養い、地理の基礎学力を定着させるようにする。
 
学習を進めるにあたっては、まずはじめにセンター試験の過去問を数年分解き、現時点で自分がどの程度の実力があるのか知ると学習計画を立てやすい。
 
その結果おおむね5割~平均点以下の場合や得点が大きく不安定な場合、地理Bの基礎的な学力が不足している可能性が大きい。その場合まず、教科書レベルの重要項目事項を確認し基礎的な地理の知識を得る必要がある。その後センター試験対策の参考書などを使いセンター試験の傾向や頻出事項、基礎から応用の学習事項を確認するとよい。知識の吸収がある程度終わったら、その後はマーク式の基礎問題集などを使い知識の定着を図る。参考書で知らなかった事項や自分の苦手な分野はこのとき確認する。それから実践問題集などを使いセンター試験の問題形式、傾向に慣れ、応用レベルの問題も確認する。
 
安定して平均点以上得点できる場合は、地理Bの基礎学力はある程度あると思われるので、センター試験対策の参考書から学習をすすめ、その後マーク式の基礎問題集、そして実践問題集と進めるとよい。
 
ほかの教科にも言えることだが、いずれの参考書や問題集も何度も繰り返し学習することが大切である。