「高等学校数学I/図形と計量」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
8 行
ここでは、[[w:三角比|三角比]]とそれを用いた定理を扱う。
ある三角形についてその三角形の3つの角を定めたとき、その三角形は完全には定まらない。このとき、その三角形の角の大きさを変えること無く、辺の長さの縮尺だけを変えることができるからである。しかし、そうであっても、角の大きさは三角形の情報の一種であり、なんらかの標準的な取り扱いをできるようにすることが望ましい。
 
 
ここでは、特に直角三角形に注目して、角の大きさを各々の辺の長さの比によって特徴づける方法を学ぶ。直角三角形では、辺の長さの比が対応する角によって一意に定まる。このような直角三角形の辺の長さの比を、三角比と呼ぶ。
 
三角比は6つあるが、高等学校の過程ではそのうちの3つを学習する。
 
====正弦、余弦、正接====