「無機化学の基礎/原子の構造」の版間の差分

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電子は原子核の周りを、クーロン力(静電気力)を向心力として、衛星のように回っていると古典力学的には解釈される。なお、電子は陽子や中性子のおよそ1800分の1の質量しかもたないため、このモデルでは、太陽と地球の関係のように、原子核を中心に電子が公転していて原子核は不動であるものとみなす。
 
陽子は<math>+e</math>、電子は<math>-e</math>の'''電荷'''を帯びている。ここで<math>e</math>は電気素量<math>e=1.6</math>×<math>10^{-19}</math>である。そのため、安定になるように(原子全体として電気的に中性となるように)原子内の陽子数と電子数は等しい。陽子数を'''原子番号'''とも言う。すなわち原子は陽子の数によって特徴づけられ、周期表は陽子の数の順に並んでいる。例えば、陽子数が1なら水素、2ならヘリウム、3ならリチウムといった具合である
中性子には電気的に中性、電荷は無い。陽子と電子は電気的に大きな反発力を持っているが、中性子が糊の役割を果たしている
 
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