「無機化学の基礎/原子の構造」の版間の差分

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陽子は<math>+e</math>、電子は<math>-e</math>の'''電荷'''を帯びている。ここで<math>e</math>は電気素量<math>e=1.6</math>×<math>10^{-19}</math>である。そのため、安定になるように(原子全体として電気的に中性となるように)原子内の陽子数と電子数は等しい。陽子数を'''原子番号'''とも言う。すなわち原子は陽子の数によって特徴づけられ、周期表は陽子の数の順に並んでいる。例えば、陽子数が1なら水素、2ならヘリウム、3ならリチウムといった具合である。
中性子には電気的に中性、電荷は無い。陽子と電が複数ある場合、すなわり原番号が2以上の場合、陽子同士が電気的に大きな反発力を持っているが、中性子が糊の役割を果たしている。
 
[[Category:化学|むきかかくのきそげんしのこうぞう]]