「初等数学」の版間の差分

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方程式の執筆
方程式の執筆
7 行
数学では、数を一般的に表すときに文字を使う。<br>
<メモ:絶対値の説明を入れる>
<メモ:単項式多項式、右辺、左辺など用語説明>
<メモ:方程式の文章題を解けるような理論>
 
51 行
等式の性質には次のようなものがある。<br>
a=b のとき次のことが成り立つ。(cは定数)<br>
# <math>b=a</math>, つまり、右辺と左辺を入れ替えても等式は成り立つ。
# <math>a+c=b+c</math> , <math>a-c=b-c</math> つまり、等式の両辺から同じものを足しても、引いても等式は成り立つ。
# ac=bc <math>{a \over c}={b \over c}</math>(ただしc≠0) つまり、等式の両辺から同じものを掛けても、割っても等式は成り立つ。
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    <math>x={55 \over 14}</math><br>
これらが基本的な方程式の解き方である。これよりも難しい方程式は計算が煩雑なだけか、分母に未知数が来るなどの多少特殊な方程式かのどちらかである。<br>
 
=====特殊な1元1次方程式=====
では、計算が煩雑なものではなく、特殊な難しさを持った1元1次方程式を紹介しよう。<br>
まずは、分母に未知数が来るタイプである。<br>
例1: <math>{3 \over x}+{5 \over 2x}=1</math> 両辺にxをかける<br>
    <math>3+{5 \over 2}=x</math> 左辺を計算し、右辺と左辺を入れ替える<br>
    <math>x={11 \over 2}</math><br>
分母に未知数がきているものは扱いにくいことが多いので、両辺に適当な数(文字)を掛け、分母から未知数を払う。<br>
次は、絶対値を含む方程式である。<br>
例2: <math>\left| x \right|=3</math>