「線型代数学/行列概論」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
529 行
簡単な証明で
 
定理(3.2.5)
 
対称区分けで、
 
<math>A=\begin{pmatrix}
536 ⟶ 538行目:
\end{pmatrix}</math>
 
において、A<sub>1,1</sub>とA<sub>2,2</sub>が正則ならば、Aも正則である。
 
及び次のことが言える。
 
「対称区分けで、
 
A=(A<sub>i,j</sub>)で、(i,j=1,2,...n)<math>A_{i,j}=\begin{cases}
A_i(i=j)\\
O
\end{cases}</math>ならば、Aが正則である必要十分条件は、A<sub>iがすべて正則である事である」
 
その逆行列は、次のように与えられる。
 
<math>A^{-1}=\begin{cases}
A_i^{-1}(i=j)\\
O
\end{cases}</math>
 
また、(3.2.5)の逆行列A<sub>-1</sub>は、
 
<math>A^{-1}=\begin{pmatrix}
A_11^{-1} & -A_11^{-1}A_12A^{-1}_22\\
O & A_22^{-1}
\end{pmatrix}</math>である。
 
正方行列(a<sub>i,j</sub>
及び