「学習方法」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Mydher (トーク | 投稿記録)
編集の要約なし
Mydher (トーク | 投稿記録)
編集の要約なし
17 行
 
例えば、中学、また特に高校では、普通給食がないため、コンビニや飲食店で昼食の食物を買い、また食べるということがされうる。しかし、その食費を節約し、他の出版社の教科書や、文庫本、さらには専門書等の購入も行う。それにより、学習を進めることができる。
 
===[[学習指導要領]]解説の利用===
 
小中高の学習指導要領は、「小学校学習指導要領解説」といった「解説」も、[[文部科学省]]からだされている。それらは、指導要領の文句を解説する形で、学校の先生の授業方法についての考えをのべている。のべられているのは授業方法ではあるものの、内容的には、勉強方法としてとりだせるものがある。それらを一つ一つとりだしていくことで、こういうことについては、こういう勉強をすればいい、こういう見方をとればいい、などのことを学ぶことができる。さらに、他の市販の色々な本を読むなかで、そのような「解説」の内容が、それで十分であるか、もっと別の考えも持ちうるのではないか、と考えていくことは、小学校、中学校、高校のどの段階でも、勉強になる。仮に自分が将来教員になるのなら、そのようにして勉強することで、自分の教育についての知見も高められることになる。
 
たとえば、高校の指導要領解説には、〈論説や評論などを読む際には、結論だけを読み取るのではなく、筆者がどのように考えを展開して結論を導き出しているかという、論理の展開の仕方を把握することが重要である〉という[1]。なぜこういう考えになるのかというと、どのような文章でも、つぎの三つの部分がある。それが、根拠をもって、客観的に論じる論説・評論であるなら、必ず、つぎの三つがある。典拠・根拠、それをもとにして考察を展開する部分、それによって得た結論、がある。そのため、結論だけをみて、その文句を文章として理解するだけでは、本当に筆者の考えを理解したことにはならない、ということになる。
 
== 脚注 ==
[1]『高等学校学習指導要領解説国語編』文部省、1999年、78p。
 
== 外部リンク ==