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70 行
= 4
 
これ以上簡単にしようがない「24」が出てきた時点で変形は終了です。これで答えが求まりました。このような変形をSchemeで表せば次のようになります。
 
(+ 1 (+ (- 4 2) 1))
84 行
>(+ 1 (+ (- 4 2) 1)) ←入力(プログラム、式)
4 ←出力(答え、式の値)
 
この式を「codepad」で試すときは「(display (+ 1 (+ (- 4 2) 1)))」と入力してください(「display」はこの式を表示させるという意味です。詳しくは後ほど解説します)。
 
このように評価して値を得ることを「値が返る(値を返す、値を戻す)」、返ってきた値を「返り値(戻り値)」などともいいます。ソースコード上でいえば、「値が返る」とは「ある式を評価し、その式の部分をその値で置き換える」ことだと考えるとわかりやすいかもしれません。
 
Schemeプログラムは全て式であるため、その評価を終えるとなんらかの値が必ず返ることになります。たいていのSchemeインタプリタは、プログラムを評価して最終的に返ってきた値を自動的に出力します。
 
詳しい構文は後ほど説明します。
 
==式の要素==