「JavaScript 導入」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Ajedony (トーク | 投稿記録)
M wiki間のリンク、pathnaviの付与など
1 行
{{Pathnav|JavaScript}}
:<small>[[JavaScript]] > [[JavaScript:導入|導入編]]</small>
 
== JavaScriptとは?==
5 行
JavaScriptというのは一般名称で、正確にはECMAScriptと呼ばれる、独立したプログラミング言語です。
 
その歴史の始まりは、Netscape社のBrendan Eich氏が、ブラウザ上で動かすために「LiveScript」と言う名前で開発し、{{wplink|Netscape Navigator2Navigator}}2.0で開発されました。
 
しかし、当時{{wplink|Java}}言語が注目されており、営業上の理由からもJavaの名前を持つ言語であることが有利とされて、後にJavaScriptと名付けられました。
 
このJavaScriptが、当時の2大標準、{{wplink|マイクロソフト}}InternetExploler3{{wplink|Internet Exploler}}3.0にて「{{wplink|JScript}}」として搭載されるようになると、この言語は急速に普及していきます。
 
この後InternetExplolerとNetscape Navigatorの熾烈なシェア争いの中で、{{wplink|DynamicHTML}}の多くなど、ブラウザのベンダ側で独自の拡張が続けられ、ブラウザ同士で互換性の無い機能が増えていきます。
 
後の1996年になって、JavaScriptはECMAによって標準化が図られ、1997年6月にECMA標準として採択されました。
22 行
特に、標準化された名のあるプログラミング言語と言うことで、これを組み込んだ実装が多くあり、代表的なモノをあげると
 
* {{wplink|Adobe}}の(元はMacromedia社の)Flash上では、JavaScriptを強く意識した{{wplink|ActionScript}}が利用できます。
* {{wplink|Windows}}内部での操作を自動化するための、{{wplink|Windows Scripting Host}} (WSH) では、そのために利用できるスクリプト言語としてJavaScriptと{{wplink|VBScript}}が標準で搭載されています。
* Adobe社のPhotoShop{{wplink|Photoshop}}ではバージョン7以降で、作業の自動化のための言語としてJavaScriptが利用できるようになっています(またAdobe製品では{{wplink|Illustrator}}AfterEffects{{wplink|After Effects}}でも利用環境が搭載されている)
 
ただ、実際にJavaScriptを勉強しようとしている人の多くは、Webページ用途を考えていると思われるので、このテキストではプログラミング言語としてのJavaScriptの解説を中心に、必要に応じてブラウザ向けの解説を加える形で進める。
33 行
それ以外であえてこれを上手く説明するならば、この2つの言語は全く違う言語と言うことをはっきりと言っておかなければなりません。
 
実際にJavaScriptは、特に文法の部分をJavaから多く拝借しましたが、言語としてはむしろ{{wplink|Perl}}{{wplink|PHP}}、{{wplink|Ruby}}等のスクリプト言語としての特徴を多く持ち、実際にそのように動きます。
 
ただ、Javaの文法を参考にしたJavaScriptは、Java、またはJavaの文法の元になった{{wplink|C言語}}{{wplink|C++}}等の言語を習得した方には、始め易い言語となっているのは事実です。
 
== JavaScriptに{{wplink|オブジェクト指向}}はあるの? ==
 
一言で答えるなら、あります。