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関東軍が南満州鉄道を爆破した事件。
==概略==
1931年([[昭和]]6年)9月18日、シェンヤン(当時の奉天)郊外の柳条湖で満州にいた日本軍(関東軍)が南満州鉄道の線路を爆破した。関東軍はこれを中国側がしたこととして攻撃を開始し、ほとんど満州全域を占領した。
====その後====
関東軍は、[[清]]の最後の皇帝溥儀を元首として「[[満州国]]」を作った。はじめは消極的だった日本政府も軍部に従って満州国を認め「王道楽土」(王道によって治められる安楽な土地)と宣伝し、恐慌に苦しむ農民を、日本から集団移住させた。満州国の実権は日本人が握り、財閥も次第に本格的に進出して大きな利益を上げた。
===中国側の対応===
[[中国]]はこの動きを、日本の「侵略」であるとして[[国際連盟]]に訴えた。連盟は満州に調査団を送って実情を調査し、その報告に基づき、満州国の承認の取り消しと、占拠地からの日本軍の引き揚げを勧告する案を、42対1で可決した。日本はこれを不満として、1933年、国際連盟から脱退し、国際社会から孤立した。
 
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