「中学校社会 歴史/世界恐慌と各国の対応」の版間の差分

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昭和時代前半は世界恐慌などの影響で経済が行きづまっていた。諸問題解決のため関東軍の独断で満州事変を引き起こすが国際的に孤立、敵視され、特に[[アメリカ合衆国|米]][[イギリス|英]]との対立が深まった。この満州国は日本の恐慌脱出に大きく貢献した。
 
1937年に盧溝橋事件、第二次上海事変を契機として'''日中戦争'''が始まる。<ref>1937年に日本軍が中国の首都南京を占領した際に市民に多数の死者を出した(「南京事件」)。この事件については資料の上で疑問点もあり今日でも論争が続いている。</ref>戦争は日本の予想とは逆に長期化し打開策として仏領インドシナ(ベトナム)に進駐すると米英は石油禁輸などの経済制裁を強行し日米間の対立は決定的になっていった。
 
日本は日米交渉を行い禁輸解除などの交渉を行うも強行案を提出されると屈辱的と認識し対米開戦を決意した。そして日本は1941年12月8日にハワイ真珠湾を奇襲し'''太平洋戦争''''''大東亜戦争''')<ref>戦後「大東亜戦争」の使用が禁止されたため「太平洋戦争」の呼称が一般的になった。</ref>が始まる。序盤は勝利するもミッドウェー海戦以降負け戦となり敗戦。その後、アメリカを中心としたGHQ(連合国軍総司令部)による「民主化」政策などで国政の仕組みが大幅に変わり、特需による戦後の復興、高度経済成長を経て、世界有数の経済大国に発展した。
 
==昭和前期==