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世界史というとイメージが湧きにくい難しい学問のようにも見えます。けれども、一つ一つの史実は、個人の生き様を捉えたものです。決して、怖がることはありません。もちろん、初心の人にとっては、世界史を大局的に考えたり、細かく正確に分析したりすることは無理でしょう。けれども、世界史の史実を捉えようとする一歩一歩の努力こそが、真に歴史を勉強したことになるでしょう。また、本編の後編に当たる部分では、詳細世界史とう項目を用意した。詳細な部分についての世界史を描いていくことになる。
世界史の一般的な教科書である。
 
== 目次歴史とは? ==
歴史とは、その時代の歴史です。’’’E・H・カー’’’らの研究では、歴史は現在と過去の対話であることになっています。ハチントンの『’’’文明の衝突’’’』では、文明同士の衝突という観点から歴史を考察していくことを主張しています。しかし、一方で、’’’フランシス・フクヤマ’’’の議論では、「歴史の終わり」が指摘されています。歴史とは、一見、時代順(クロノロジカル)に考察するだけのようにも思えますが、歴史学という観点からは、多岐にわたる考察がなされています。
 
=== 文明の始まり= ==
人類は、生物学上の進化を経て形成されました。文明の進化は、遺跡や科学的調査から少しずつ調査が進んでいます。最初の文明は、恐らく’’’狩猟採集’’’(英:Hunting and Gathering)から始まったのでしょう。1万年ほど前に、’’’農耕文化’’’が始まります。それに合わせて文明というものが起こります。’’’火の使用’’’、’’’葬儀’’’、’’’文字と言語’’’など、現代人としての能力を身に付けていくのです。イスラーム諸国は、その昔は’’’オリエント地方’’’と呼ばれましたが、この地域における’’’シュメール文明’’’は、世界最初の文字形成が見られたことで有名です。後に、4大文明(’’’メソポタミア文明’’’・’’’古代エジプト文明’’’・’’’黄河長江文明’’’・’’’インダス文明’’’)がありますが、それぞれ特徴を持った歴史を経ました。
*[[人類の誕生]]
*[[文明の誕生]]
**[[メソポタミア文明]]
**[[古代エジプト文明]]
**[[黄河文明・長江文明]]
**[[インダス文明]]
*オリエント文化
**アッシリア
**アケメネス朝ペルシャ
 
== 古代から中世へ ==
古代には、さまざまな国が成立し、滅びました。’’’ペルシャ帝国’’’や’’’ローマ帝国’’’、あるいは’’’中華文明’’’(’’’周’’’[B.C.1046 – B.C.256]や’’’漢’’’[B.C206 – 8, 25 - 220]など)は、そうした典型に漏れません。制度こそ相違あれ、’’’中央集権’’’的であったことや崩壊に向かう過程など幾つかの類型も見られ、世界全体での交易も徐々に見られるようになりました。また、文明とは言えないような地域であっても国が形成され、世界史を形作ります。
 
== 中世 ==
‘’’中世’’’というと暗いイメージですし、実際にあまり楽しい時代ではないようです。ヨーロッパにしてもイスラームにしても、あるいはアジアにしても’’’封建制度’’’が積極的に導入されます。ヨーロッパのように内包的な収縮を見せる文明もあれば、イスラームのように積極的に拡大する文明もあります。これをもって文明の衝突とみるべきなのでしょうか。しかし、’’’十字軍’’’以降の、イスラームとヨーロッパの対立が見られるようになります。アジア地方では、中国が中華思想に基づいた’’’冊封体制’’’が布かれ、交易圏が広がります。また、’’’モンゴル’’’の台頭など、異文明同士の交渉が活発化することになりました。
 
== 近世 ==
===ローマ帝国===
近世における最大のイベントは、’’’大航海時代’’’でしょう。人口が徐々に増加し、経済も拡大します。十字軍以降、’’’ルネサンス’’’への機運が高まり、それに乗じてイスラームとの交易も復活します。いわゆる’’’新大陸の発見’’’以降、大航海時代になるのですが、それだけでなく世界中が海上交通によるネットワークで連結しました。
*共和制ローマからカエサル
*帝政ローマ
*五賢帝の時代
*帝国の分裂
*ゲルマン民族大移動
*西ローマ帝国の滅亡
 
== 近代 ==
===イスラム帝国===
‘’’産業革命’’’は、現代に通じる歴史プロセスに不可欠な通過点です。経済が、しばしば’’’飢饉’’’などで収縮に向かっていたのですが、産業革命による機械化で工業力を上昇させ、爆発的な人口増加と経済の拡大を、獲得します。それから、大航海時代以降、進んでいた植民地化が帝国主義となり’’’世界大戦’’’への布石を残します。
*サーサーン朝ペルシアの滅亡
*正統カリフの時代
*アリーの暗殺、イスラム教の分裂
*ウマイヤ朝
*アッバース朝
*後ウマイヤ朝のイベリア半島征服
*バグダードとコルドバの繁栄、イスラムの黄金時代
 
===中華思想= 現代 ==
世界大戦における各国の被害はとても甚大なものであったでしょう。石油の使用など重工業化が進みますが、現代におけるテクノロジーの進化は、人間の卑劣な部分を浮き彫りにしています。核のみならず、’’’クローン技術’’’・’’’インターネット’’’・’’’環境問題’’’など私たちの抱える問題は、人間の存在にかかわる大変な問題です。’’’9・11同時多発テロ’’’以降、テロとの戦いということがクローズアップされましたが、私たちの文明がどこにたどり着くのかは私たちにかかっていると言えます。
*殷・周
*春秋・戦国
*秦
*漢から宋まで
 
== 詳細世界史 ==
===モンゴル帝国===
世界史に関する標準的な内容をやや逸脱した詳細な世界史の教科書にしたい。そのために、大学教養レベルの世界史の内容を前提として、話題を進めていく。ただし、世界史をこれから習得したい人にも留意し、建設的な教科書となることを祈念している。
*チンギス=ハン
*西アジア・ロシアへの進出
*金・南宋の征服と東アジアへの進出
*ポスト=モンゴル(諸ハン国)
 
=== 前史・古代文明 ===
===大航海時代からルネサンスへ===
* [[進化の過程]]
*フランク王国
* [[ビザンツ帝国農耕の始まり]]
* [[古代オリエント]]
*中世ヨーロッパ
* [[黄河・長江文明]]
**十字軍
* [[インドと文明]]
**レコンキスタ
* [[周と漢]]
**百年戦争から薔薇戦争
* [[ヘレニズム世界]]
**オスマン帝国の台頭によるビザンツ帝国の滅亡
* [[ローマ帝国]]
*大航海時代
* [[古代アメリカ]]
**コロンブス
* [[アジアの古代]]
**アステカ帝国滅亡
* [[古代の交易ネットワーク]]
**インカ帝国の滅亡
 
== 中世 ==
===モンゴル帝国滅亡後の中国===
* [[隋・唐]]
*明
* [[宋]]
*李氏朝鮮
* [[モンゴル]]
*文禄慶長の役
* [[イスラーム教の成立]]
*清
* [[イスラームの拡大]]
* [[ビザンツ帝国およびその周辺]]
* [[旧ローマ帝国領]]
* [[封建制とカトリック]]
* [[十字軍]]
* [[12世紀ルネサンス]]
* [[中世後期]]
 
== 近世・近代 ==
===市民革命と産業革命===
* [[大航海時代]]
*スペインの没落と新たなヨーロッパ秩序
* [[ルネサンスと宗教改革]]
*イギリス革命
* [[絶対主義と重商主義]]
*英仏植民地戦争
* [[啓蒙専制国家]]
*フランス革命と産業革命
* [[国際商業と科学文明]]
*国民の誕生
* [[アジア諸帝国の栄光]]
* [[人権思想と革命]]
* [[産業革命と市民革命]]
* [[ウィーン体制以降]]
* [[ナショナリズムの形成]]
* [[ラテンアメリカの独立]]
* [[帝国主義]]
* [[民族運動]]
* [[世界大戦へのプロセス]]
 
== 現代 ==
===北アメリカ大陸の歴史===
* [[第1次世界大戦]]
*開拓時代
* [[ロシア革命の波及]]
*アメリカ独立戦争
* [[ベルサイユ体制と崩壊]]
*南北戦争
* [[全体主義への傾倒]]
 
* [[アジア諸民族の台頭]]
===資本の時代と世界経済===
* [[第2次世界大戦]]
*資本主義と近代化
* [[冷戦]]
*ラテン・アメリカ諸国の独立
* [[第三世界の独立]]
*パクス・ブリタニカ
* [[冷戦の終結]]
*ドイツ帝国の成立
* [[第3世界]]
*社会主義
* [[冷戦後の世界]]
 
===帝国の時代と世界大戦===
*植民地獲得競争
*大衆の国民化
*第一次世界大戦
*ソビエト連邦成立
*戦間期体制
*第二次世界大戦
*[[冷戦構造]]
*東西融和と新世界無秩序
 
[[category:歴史|せかいし]]
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[[en:world History]]