「HTML/フォーム」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
M 訂正・表現の変更など
M 表現の変更・一部訂正
1 行
フォームとは、ユーザに何らかの情報を入力させ、それをサーバに送信するためのものである。form要素を用意し、その中にフォームを構成する部品のinput要素などを入れていくことで作成される。
 
== フォーム全体の構成 ==
15 行
:フォームに入力されたデータの送信先を指定する。
;method属性
:フォームの送信形式を指定する属性。GETとPOSTの2種類があり、指定しない場合GETが自動的に指定される形となる。GETは、送信先(action属性で指定したされるもの)のURIの末尾に、サーチデータとして、<code>?name属性値=value値&amp;name属性値=value値...</code> という文字列を付加することによって情報を送信する。POSTは、[[w:環境変数|HTTPリクエストヘッダ]]に情報を記述して情報を送信する。一般に、検索エンジンのキーワードなどURLに環境変数を付与したほうが都合の良い場合はGET、個人情報の入力などURLに情報が残ると不都合の起こる場合にはPOSTが使われる(個人情報の送信は[[w:Secure Sockets Layer|SSL]]などと合わせて利用されることが多い)。
;input要素
:フォームから送信される情報を入力したり、フォーム全体の操作を行ったりするための部品を表示させるための要素。type属性により様々な種類を指定することが可能。属性値の種類やその属性値を指定した場合にどのよいうことが出来るかについては後述する。
 
== 汎用属性 ==
;name属性
:フォーム内にある各部品(input要素)に対して指定する。送信を行うときに、各フォームを識別する目的で使用されるためのもの。
;disabled属性値
:指定されたフォームのコントロールを無効化するために指定する。この属性値が指定されたフォームは一切の内容を変更することが不可能となり、またフォーム内では存在しないものと同様の扱いを受ける。しばしJavaScriptとの組み合わせで必要のないフォームデータの送信をブロックするために用いられる。
84 行
<input type="password" name="名前" value="初期値">
</source>
認証などでパスワードを入力するためのフォーム。入力された文字列はアスタリスク (“*”) や黒丸 (“●”)などに置き換えられ、マスクされた状態で表示されることが多い。パスワード用テキストボックスの文字列値をクリップボードからの貼り付けで変更することは出来るが、入力された文字列をクリップボードにコピーすることは出来ないことが多い。
 
=== 隠しフォーム ===
154 行
</select>
</source>
select属性要素にsize属性を指定すると複数行表示が可能になり、size属性の値が行数になる。一般的に、項目が行数より多かった場合は行数分だけ表示され、残りはスクロールバーを利用して表示・選択できる形となる。また、multiple属性値を指定した場合複数項目を選択して送信できるようになる。
 
[[Category:World Wide Web|HTML ふおーむ]]