「日本史/近代/戦前」の版間の差分

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[[歴史学]] > [[日本史]] > 戦前
 
[[明治維新]]から[[第二次世界大戦]]までの時代。1868年5月3日の通常は、[[明治維新]](江戸城明け渡し(=明治維新。1868年5月3日)を始まりとして、1945年9月2日のポツダム宣言調印(=第二次世界大戦終結(ポツダム宣言調印。1945年9月2日まで終わりとす含め。第二次世界大戦前の政治体制に因んで「戦前」という
 
==政治==
#[[大日本帝国憲法]]
#*国家名は「'''大日本帝国'''」。
#*大日本帝国憲法により、天皇が最高権力者として統治権を一手に掌握した。'''帝国時代'''。
#*天皇は「大元帥」として軍の総司令官であり、戦争の開始と終了は天皇が宣言した。開戦と終戦に際しては、天皇・総理大臣・陸軍大臣・海軍大臣などが集まる御前会議を開いて、最終的に天皇が決定した。
#主要政治家
#*天皇
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===中央集権型行政===
#地方行政は土着・世襲の藩主ではなく、中央から派遣される内務官僚が担った。
#官僚の登用は、西洋の最新学問を科す高等文官試験によって実施された。
 
==軍事==
*[[w:大日本帝国陸軍|大日本帝国陸軍]]
*[[w:大日本帝国海軍|大日本帝国海軍]]
 
;軍首脳と政治
#*天皇は「大元帥」として軍の総司令官であり、戦争の開始と終了は天皇が宣言した。開戦と終戦に際しては、天皇・総理大臣・陸軍大臣・海軍大臣などが集まる御前会議を開いて、最終的に天皇が決定した。
*現役武官が陸軍大臣や海軍大臣に就く「軍部大臣現役武官制」が布かれており、陸軍首脳や海軍首脳は「天皇は陸海軍を統帥す(第11条)」「天皇は陸海軍の常備兵額を定む(第12条)」と明記した大日本帝国憲法を盾に政治力を行使した。
 
==帝国主義==
#[[w:帝国主義外地|帝国主義外地]]
#:世界は欧米列強による帝国主義と植民地主義の時代。日本も欧米列強を模倣して、[[w:琉球|琉球]]と[[w:蝦夷地|蝦夷]]を併合し、次いで[[w:台湾|台湾]]と[[w:朝鮮半島|朝鮮半島]]と[[w:台湾|台湾]]を植民地に入れた。戦前日本の植民地を「外地」という
#:*[[台湾の歴史#日本統治時代]](1895年~1945年)
#:*[[朝鮮の歴史#日本統治時代]](1910年~1945年)
#:*[[南洋諸島]](1918年~1945年)
#立て続けの戦争
#:10年に1度は戦争が起こった。
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==経済==
#絹糸が外貨獲得産業となり、内陸部を中心に製糸工場が立ち並んだ。
#地方の産業構造は、軽工業、鉱工業、農業が三本柱。炭田の時代でもあり、筑豊炭田や常磐炭田などの炭田がその地方の経済を支えていた。
#経済指標は軍艦の保有台数。(※[[日本史 江戸時代|江戸時代]]だと石高に、[[日本史 戦後|戦後]]だとGNPやGDPに該当する。)
#西洋と同じく、産業革命 → 景気沈滞(日露戦争不況) → バブル景気(大戦景気)→ 労働争議 の時代に変わって行った。
#産業構造は軽工業と農業が中心。
 
[[category:日本の歴史|せんせん]]